ここ数年。 | Looney Tunes and Merry Melodies

Looney Tunes and Merry Melodies

アンダーグラウンド低音職人の音楽バカ日記です

12月24日、
もしくは翌25日
クリスマスにちなんだネタ(?)を書いていたけど
今年はそうはいかねぇ。


そんなこんなで本題へ行きますよ。

今回は今まで名前は知っていたんだけど
アルバムは聴いた事がなかったってバンドを二つほど。

まずはコチラ

$Looney Tunes and Merry Melodies-plasmatics coup d'etat.jpgplasmatics coup d'etat.jpgplasmatics c

70年代後半から活動しているPlasmatics。

このバンドはウェンディ・O・ウィリアムスという
女性ヴォーカルの過激さがいつでもクローズアップされています。
ニップレスのみというほとんど裸同然の上半身でパフォームし
挙げ句にはチェーンソーでギターをぶった切るという過激なパフォーマンス。
今回この作品で初めてまともに音を聴いたんだけど
そのヴォーカルの叫びというかなんというかは物凄いの一言だね。
人によっては嫌悪感を抱くかもしれないけど
コレがクセになったら最後、なんだろうね(笑)

ハードコアやパンクよりのバンドと紹介されますが
この作品はかなりメタリックな仕上がりです。

そして、ウェンディ嬢ばかりクローズアップされますが
初代のベーシストは日本人のチョーセイ・ナガハラという人物で
バンド脱退後は映画監督、映画プロデューサーとして活躍しており
村上龍原作のトパーズの映画のプロデューサーを務めたそうです。

さらに金髪モヒカンのギタリスト、リッチー・ストッツは
RAMONESのメンバーとも仲が良かったっていうのは有名な話。
RAMONESのBrain Drainアルバムに収録の
Panishment Fits The CrimeではDee Deeと共作してます。

1989年にウェンディは銃で頭をぶち抜いて自殺。。。
その三週間後にMOTORHEADは
「Everything Louder Than Everything Else」
というタイトルが付けられる事になるライヴ盤に収録する
ライヴを行っていて、ウェンディに捧げるとしてNo Classを演奏。
(作品中のMCでも確認できます)

実際PlasmaticsでもNo Classをカバーしていて
この俺が買ったアルバムに収録されています。
ウェンディはレミーと「イイ仲」だったっていうのもあるみたいだし
レミーは相当ショックだった事だろう。

ちなみにMOTORHEADとしてもPlasmaticsと共演作品をリリースしているのだけど
この時の事が嫌でファスト・エディー・クラークは脱退したそうですね。

1985年のMOTORHEADのステージに
ウェンディが飛び入りした時のがYouTubeにUPされているので
それを貼っておきます。

♪MOTORHEAD feat. Wendy O Williams/No Class(LIVE1985)


そしてもう一枚は

$Looney Tunes and Merry Melodies-tank honour and blood.jpgtank honour and blood.jpgtank honour an

TANKです。
昔よくつるんでいた年上の音楽仲間が
「TANKはカッコイイよ」
って言っていて、すっと聴きたかったんだけど
何年も経ってからようやく購入しました。
80年代に活躍していたのかな、詳しい事は知らないんだけど。

このアルバムにはドン・コヴェイ作のソウルの名曲
「Chain Of Fool」のカバーが収録。
(アレサ・フランクリンのバージョンが有名ですね。)
へヴィーメタルのバンドがこういったソウルナンバーのカバーをしているのが
面白いと思うし、個人的にはコレで充分気に入った。
正直言ってまだそんなに聴きこんでいないんだけどね。
たまたま安かったから選んだ一枚なんだけど
ゴールドCDだった。音質がイイってやつ。
まぁ聴き比べる対象がないからどんなもんだかわからないけどね。

YouTubeを何気なく検索してみたら
今年のライヴが見つかったから貼っておきましょう。

♪TANK/Honour And Blood(LIVE2010)


まだやってるんだ~って思って調べたら
今年復活したらしいですね。

もっと聴きこんでみて他のアルバムも買ってみようと思います。






あっ、






気が付けば両方ともジャケに戦車が。。。