流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
せわしく過ぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く
3月の風に想いをのせて
桜のつぼみは春へと続きます♪
この歌の題名は3月9日だけど、
我が家のムスメは3月3日、ひな祭りの日に
無事に卒業式を迎えました。
Facebookにたくさんの「おめでとう」をありがとうございます。
この日は、朝一番に祖父母(私の両親)がやってきて
母は満面の笑顔で「おめでとう」といい、
父はいつもの仏頂面で孫に「おめでとうは?」と催促をする。
「わ〜〜おじいちゃ〜〜ん!!!私たちおめでとう!!」
言葉の使い方が、かわいすぎるとにやける父。
そう、3月3日、桃の節句、父の誕生日、卒業式。
中学から通って6年間。
無事に、この日を迎えることができました。
長男と8年離れているのもあって、
長く果てしない旅のように思えていた私の子育ても
ようやく、一区切りつきそうな気がしています。
こうなって欲しい、ねばならないと親の価値観を押し付けたり
子どもに過剰な期待もしない
よく言えば自由、悪く言えば放任
勉強しなさいなんて一言も言わなかったな
(言えば勉強してたかな?と多少の後悔あり)
よかったか悪かったかは、わからないけれど
結婚して子どもが生まれて、気がつけば
いつの間にか「これが家訓?」みたいなものが成立していた。
挨拶はちゃんとする
食事くらいは自分で作る
下着は自分で手洗する
女子はどんな時もおしゃれする
自分の意見はちゃんという
人の話は目を見て聞く
人は自分と同じじゃないことを知る
年配者を敬う
動物を可愛がる
特に◯◯教育法とか学んだ事なかったし、
英才教育にも興味はなかったし
育児書なんて見ても全然興味はわかなかったけど
長男を産んでから約30年近く子育てしてきて
今思う事は、
最低限、これだけできる子に育ってくれたら、親の役割って果たせたんじゃないの?と思うのね。
だめかな?笑
密教に三密加持というものがあるけれど
意密、口密、身密。
思った事、口に出す事、行動。
この3つが揃ってない人の言う事を信じることはないな〜
特に、こどもは「親」のこと、誰よりもよく見てるからね。
こどもに言う前に自分。
「早くしなさい」という親に限って、自分が「早く」できないんだよね
たまにムスメに「これこれしたら?」と提案しても
「本気で思ってない事を言わないの!」
とたしなめられることあり
そして・・・
自分が教えられることなんてすごく限られている訳だから
できるだけ多くの人に関わって、親だけでは教えることのできないことを
体験したり、経験したりさせること。
自分の枠をそのまま引き継がせない事。
そうしたら、こどもって勝手に育っていくんだな
未来は、いいことも良くない事も
楽しいことも辛い事も
夢叶う事も挫折も
これから色々あると思うけど、
自分の人生を楽しめる子に育って欲しいと思います。
卒業、おめでと。