FF14 黄金のレガシー 23 | 悪魔で個人的な物語

悪魔で個人的な物語

アニメやゲーム、ニュース等の悪魔で個人的な感想、雑記等

 

黄金のレガシー

 

 

 

 

ヤクテル樹海

ウクラマトはコーナ陣営と組み、食の試練のクリアを目指す。

シャブルク・ピビルがどんな料理なのか、手分けをして情報収集します。

幸い、こっちは人数で勝っている。

 

どんな料理なのかは大体判明しました。

ベニノキの種などのスパイスで味付けした猪肉を、バナナの葉で包んで地中で蒸し焼きにした料理

コーナがまとめてくれた。

次は材料集めだ。

今回も手分けして集めるけど、問題はバナナの葉。

エレンヴィル曰く、ここよりも標高の低い下の森、ジャティーカ央森でしか栽培できないらしい。

 

まずはイクブラーシャでバナナの葉を譲ってもらえないかを確認。

どうやらここで使っているバナナは、王都で見かける野生種と違って、下の森にあるゴルマジーカ蜜園で品種改良されたもので、野生種よりも葉が分厚くて色々と都合がいいようだ。

やっぱり下に行くしかなさそう。

道はあったんだけど岩で塞がってたんだよね。

あ、選者もそこも把握してるのか。

つまり他の調達方法があるということ。

 

視点を変え、シュバラール族とマムージャ族の戦争について調べることに。

イヨンアソの家々へ。

ここはかつての戦争が原因で廃村となった村。

ってウケブ!?

流石にいつものコントはしないか。

したわw

 

シュバラール族の歴史を教えてもらえる。

シュバラール族とマムージャ族の戦争は、端的に言うと土地を巡る争いだった。

マムージャ族が棲む下の森は日照量が少なく、地力も弱いため実りが少なかった。

故に日の当たる土地を求めて戦いを挑んできた。

しかし高地に陣取る側に地の利があるのは必定。

しばらくはシュバラール族優勢の戦いが続いた。

 

当時のマムージャ陣営は一枚岩とは言えず、フビゴ族、ブネワ族、ドプロ族の三部族が主導権を争っていた。

そんな状態で戦争が始まったものだから、戦場でさえ手柄を奪い合うありさまだったとか。

しかしあるとき、フビゴの族長が部族間の連携を強化しようと、ブネワの族長に互いの子らを婚姻させる政略結婚を申し出た。

その時代には、同じマムージャ族であっても異部族同士では子を成せないと言われていたが、何の因果か生まれてしまった。

両部族の血を引いた異形の存在、双頭が。

そして双頭は、頑強な肉体と高い魔力を兼ね備えた戦士として成長し、やがて祝福の兄弟と呼ばれて三部族を束ねる王となった。

以後、戦争は激化の一途をたどった。

 

当時の主戦場、ショブリト灰戦場に移動して改めてお話。

ここだけ木が焼け落ちて、地面もほとんど草が生えてない。

一族の伝承によれば、ヨカフイ族が去った500年ほど前から森の支配権をかけた争いが始まった。

400年以上続いたその争いを、80年ほど前に終わらせたのがグルージャジャとその仲間達。

強引に戦いを中断させたグルージャジャは、争い合う両部族を集めて会談の場を設けた。

 

んん? 覗き見してた誰かに気付いたら超える力が発動したぞ。

バクージャジャか?

でも80年前は流石にまだいないよね。

おー、ケテンラムだ。

……ま、まさかケテンラムご本人登場?

まさかね。

ヴィエラもいるからこの人がエレンヴィルの師匠かな。

 

戻って。

グルージャジャたちと両陣営は一晩だけ酒宴を開いた。

最初こそ沈黙が続いたが、シュバラール族の肉料理と、マムージャ族の蒸し料理、これを交換させて互いに食べさせると、相手の伝統料理のうまさに思わず目を見張る両部族。

それを見たグルージャジャがひとつの提案をした。

ふたつの料理を掛け合わせるぞ、と。

そうして生まれた料理がシャブルク・ピビル。

新たに生まれた料理の美味さに、両部族の仲はほぐれ、その宴は三日三晩も続いたのだとか。

 

うーん……。

バクージャジャは下の森のマムーク? 出身だと思ってたんだけど、この感じだとマムージャとの関係は良好なんじゃないか。

武装したヨカフイ族みたいに、双頭を信奉するはみ出し者が集まった集落があるのかね。

 

 

 

 

良い話は聞けたけど、バナナの葉についてのヒントはなかった。

それよりも覗き見してた誰かさんのことが気になるぞ。