chapter17~18
chapter17 混沌からの脱出
かつてエアリスが暮らしていた部屋で目を覚ますクラウド。
仲間に近付くとそれぞれ台詞が2種ずつある。
運んでくれたのはレッドⅩⅢでした。
エアリスに話しかけると、これまでエアリスが話していなかったことを聞ける。
神羅を捻りつぶしてから帰る、と言うバレットに対し、違うと否定するエアリス。
ここからの話は都合が悪いのか、フィーラーが現れます。
レッドⅩⅢがフィーラーについて説明できるのは、エアリスから記憶を受け取った時、フィーラーの知識もそこにあったから。
ここから重要なエアリスの言葉。
「私たちの敵は神羅カンパニーじゃない」
「きっかけは神羅だけど、本当の敵 他にいる」
「わたし どうにかして助けたい みんなを 星を」
「今は 迷子みたい 動くほど 道が分からなくなる」
「フィーラーが触れる度 私のカケラが落ちていく」
「黄色い花が 道しるべだったんだ」
未来の記憶を完全に保持しているなら、みんなを助けたいという言葉はおかしい。
運命に従っていれば、クラウドたちも星も助かるから。
少なくとも500年後も星は健在だったし。
そしてフィーラーが触れる度に落ちていったエアリスのカケラとは、記憶のこと。
記憶を奪われているため、エアリスがどこまで知っていたのかは不明ですが、最低でも原作のストーリーは把握していたはず。
そして黄色い花が道しるべという言葉は、クラウドに渡した黄色い花がセブンスヘブンに置かれているのを、マリンを助けに来た時に見て確信したんだと思う。
フィーラーに纏わりつかれているエアリスを引っ張り出し、一緒に考えようと言うティファ。
その後、フィーラーは消え、モニターにドミノ市長とウェッジが映し出される。
正直ウェッジにはジッとしていてほしかったけど、ウェッジが本家アバランチに頭を下げてくれたおかげで迎えのヘリで帰れることに……
なったら良かったんですがねぇ。
警戒態勢に入った神羅ビル。
辛うじて残ったルートを通って屋上に向かいます。
エレベーターで上がると宝条の研究室最奥部へ。
ジェノバ、そしてセフィロスとご対面です。
最初にクラウドが見たセフィロスは幻ですが、直後に現れたセフィロスはティファ達にも見えているのでこっちはコピー。
というか足場切り落としてるからね。
監視カメラでその光景を見ていた宝条、ご満悦。
「今度は期待を裏切らないでくれよ」
クラウドはこれ以前に宝条の期待を裏切ったことがある。
ザックスと共に囚われていた際、クラウドが精神崩壊を起こして使い物にならなくなったことですね。
その結果、セフィロスコピー・インコンプリート・ナンバリング無しという扱いになった。
落下したクラウド、1人で頑張る。
レバーを倒すと出てくる実験用ポッドを足場にして移動する。
ポッドの中にはネムレスが入ってます。
途中からレッドⅩⅢがサポートキャラとして参戦してくれる。
この時点で既にクラウドとレッドⅩⅢは距離が近づいてるのよね。
寡黙であまり喋らない2人は気が合うのかもしれない。
クラウドはジェノバ細胞が作った人格で、レッドⅩⅢは演技してるだけだけどw
レバーを倒すレッドⅩⅢ、可愛い。
程なくしてバレットとも合流。
ティファ、エアリスも見つかるけどしばらくは別行動になる。
宝条の実験に付き合いながらPTを切り替えて道を作りながら進んでいきます。
レッドⅩⅢが危機に陥った時、咄嗟に出るクラウドのレッド呼び、好き。
もう何度も書いてるけど。
ボス戦はそれぞれのパーティでHPを半分ずつ削って倒す。
ソードダンスはヘルハウス、エリゴルと同様に原作では雑魚だったけどボスに昇格した。
合流したらエレベーターで元の場所に戻ってこられますが、ジェノバがいなくなっています。
ジェノバの痕跡を追ってエレベーターに乗り、69階のエグゼクティブフロアを通過。
更に70階のプレジデントフロアへ。
社長室にプレジデント神羅はいない。
助けを呼ぶ声の方に向かうと、今にも地上まで真っ逆さまに落ちそうなプレジデント神羅を発見。
これまでのムービーシーンとは打って変わって弱弱しい。
七番街のプレート落下の真実、アバランチの名誉回復(ウータイの手先というデマについて)、そして星のために戦うアバランチに神羅は屈したと宣言すること
助ける代わりにこれらの条件を突きつけるバレット。
しかし拳銃一丁手にしただけで余裕を取り戻すプレジデント神羅。
このときのプレジデント神羅は1つまともなことを言っている『ように』見える。
それはバレットたちが、魔晄を使わなくなった後の人々の生活について全く考えていないこと。
でもFFⅦの世界には魔晄を使わずに生活している人が沢山いる。
その人たちに生活水準を合わせるだけで良い。
魔晄は生きていくのに必要不可欠なエネルギーではない。
そもそも魔晄を使って生活している人たちは、バレットたちからすると無意識の共犯者なので、生活の保障までしてやる義理もない。
少なくともこのときはそう思っているはず。
原作では冒険を通してバレットの意識も変わっていき、最終的には魔晄の代替エネルギーのことまで考えるようになる。
プレジデント神羅が引き金を引こうとした瞬間、正宗の刃がプレジデント神羅の心臓を刺し貫く。
セフィロスを攻撃しようとするバレットでしたが、フィーラーに阻まれて身動きが取れない。
その隙を突いて、今度はバレットが刺されてしまう。
ここまでだとまるでセフィロスがフィーラーを操っているように見えるんですが、その直後、今度はフィーラーがバレットを蘇生させる。
続けてセフィロスに纏わりつくも、簡単に正宗で振り払われてしまう。
そしてセフィロスがジェノバBeatと化してボス戦。
ジェノバBeatを倒すと、黒マントの姿に戻る。
ナンバーは49。
天望荘のクラウドの部屋の隣に住んでいたマルカートです。
つまりマルカートがセフィロスの姿になって、ジェノバの体を使ってジェノバBeatになっていた。
そこにまたセフィロスが現れ、ジェノバの体を抱き上げる。
新たに現れたこのセフィロスは、後に分かりますがナンバー2。
伍番街スラムで会った黒マントです。
見学ツアーのときに現れたセフィロスコピーと、パルマーがすれ違ったセフィロスコピー、そしてプレジデント神羅を窮地に陥れた犯人
これらが未だに謎なのよね。
ユフィ編に黒マントが一杯いるので、その内の1人か2人が混ざっていても不思議はない。
ナンバー2とナンバー49以外の黒マントがいた可能性は十分ある。
プレジデント神羅については、ジェノバを持ったセフィロス(ナンバー49)の姿を見て慌てて逃げ出した結果、足を滑らせでもしてああなったのかな?
セフィロスコピーからしたらどのみち殺すわけだし、わざわざあの状態にして放置したとは考えにくい。
他の黒マント、或いはフィーラーも同様。
バレットが目を覚ましました。
バレットの死という不都合をフィーラーが覆した瞬間です。
外に出ると、フィーラーが空を飛び回っている光景が飛び込んでくる。
梯子を上っている途中でセフィロスを見つけるものの、フィーラーの妨害が入る。
もう一度見上げるとセフィロスの姿は黒マントのナンバー2に変わっていて、ジェノバを抱えたまま飛び降りてしまう。
アバランチ本家のヘリが落とされてしまい、代わりに降りてきたのはプレジデント神羅の息子、ルーファウス。
原作同様、お供のダークネイションも一緒です。
クラウドは時間を稼ぐために1人残ることに。
このとき、バレットも一緒に残ると言うんですが、「バレット、頼む」というクラウドの言葉を聞いて先に行ってくれる。
ここの信頼関係の変化も良いよね。
ルーファウス&ダークネイション戦
HPを半分削るとイベント。
ダークネイションを倒すと更にイベント。
ルーファウスを倒しても止めはさせず。
ヘリの攻撃で危うく真っ逆さまになる所でしたが、ティファが助けてくれました。
視点が変わってバレットチーム。
落下するエレベーターの中にバレットたちを見つけるウェッジですが、フィーラーに纏わりつかれて画面が暗転。
そしてガラスの割れる音。
素直に解釈すると神羅ビルから落とされたってことになる。
でもそれならプレート落下で1人生き残った意味がない。
だからこのときのフィーラーは、バレットたちとウェッジが合流することを防ぎたかっただけなんじゃないかな。
下手するとこの後のボス戦でウェッジ死にそうだし。
ウェッジはウェッジで、ビッグスたちと同様にミッドガルに残って何か重要な役割があるのかも。
ボス戦後、退路を確保するために動くバレットたち。
しかし神羅ビルの入り口はハイデッカー率いる大量の神羅兵に固められてしまう。
そこに現れるライダークラウド。
ティファも荷台付きの車で登場。
最後の脱出劇だ。
chapter18 運命の特異点
フィーラーが竜巻のように神羅ビルに巻き付いている。
神羅ビルの中にいたルーファウスにもその光景は見えていたようで、結構動揺している。
一方でツォンには見えていない。
ルーファウスはクラウドと接触したからかな。
追手が来たので逃げます。
二度目のバイクチェイスだ。
途中、フィーラーに救われる場面が2回ある。
ボス戦はバイクに乗ったままの戦闘で、前回のバイクチェイススキップしたのもあって2回も負けてしまった。
こんな難しかったっけw
バイクから降りて少し進むとセフィロス登場。
エアリスは「あなたは間違っている」×2
セフィロスは「感傷で曇った目には何も見えまい」
エアリスの台詞は原作の勘違いセフィロスのことを言っているんだと分かるけど、セフィロスは全部わかった上での台詞に聞こえるんだよね。
神羅ビルに纏わりついていた夥しいほどのフィーラーがこちら側に押し寄せてくる。
セフィロス曰く、運命の叫び。
ここでプレイヤーはザックスの最期のシーンの一部を見ることに。
しかしその光景には何故か大量のフィーラーの姿が。
戻って。
フィーラーの壁を切り裂いて中に入っていくセフィロス。
クラウドも後を追うとしますが、エアリスが引き留める。
「ここは分かれ道」
先ほどの、ザックスのシーンを見せられた運命の叫びは、エアリス曰く星の叫び。
そしてセフィロスは星の叫びなど気にも留めない。
星と自分さえ守れるのなら何でもする。
星を守るという意味では目的は一致しているけれど、その手段は大きく違う両者。
クラウドたちは壁の向こう、自由の中でセフィロスを倒すことを選ぶ。
ここから先は、REBIRTHのプレイ日記パート1で。
楽しみだ。ああ楽しみだ。