こんにちは。飯田千香子です。
最近多い相談が、梅雨になって、だるい、食後に眠いというもの。
実は、私も、先週、そのような症状が、ありました。
漢方薬は、なんとなく、しんどい、だるいといった、病院での検査で異常なしと言われる病態にも、対応できます。
体に合う漢方薬を飲むと、この夏を、元気に乗り切ることができます。
私も夏に弱いタイプなのですが、先日から、漢方薬を飲み始めています。
梅雨や雨になると、頭痛、吐き気、体が重いといった、湿気や気圧の変化のトラブルは、漢方でいう、「水」(すい)の問題です。
漢方の考え方から、対策を考えます。
1、体の中に停滞する「水」、「湿」をさばく
梅雨の湿気で、体に水が停滞し、だるさが出ている可能性が、あります。
この場合は、だるさだけではなく、停滞しているので、どこかに乾燥があることが、あります。肌、のど、目など、部分的な乾燥があり、かつ、体が重い、尿量が少ないといった症状が出ているものです。
カラダに湿気がたまる食べ物を、避け、湿を取り除く漢方薬や、健康食品を提案しています。
水の滞るタイプに、避けたい食事:
乳製品(チーズ、牛乳、ヨーグルト)
スポーツ飲料、ジュース、炭酸ジュースなど、カロリーの高い飲料すべて
筋肉がない方は、血も、水も動きが悪いように思います。しかし、不調になってから運動するのは難しいかもしれません。
調子のよい日は、ウオーキングなどで、体に振動を与えるだけでも、尿量が増え、調子が良い方がいます。
水はけを良くする漢方薬として有名な五苓散は、胃の中の水はけを良くするものです。口の渇き、尿量の減少、下痢、勢いよく吐くなど、体の中での水の偏在があります。梅雨になってしんどい症状には、該当しないと考えます。
夏になってだるい、しんどい場合は、五苓散程度では難しいかもしれません。
2、消化不良による、栄養不良
湿気と、疲れのためか、消化機能が落ち、栄養不良になっている場合が、あります。
梅雨になってなのか、暑さのためかは、わかりません。早い夏バテが出ているのかもしれません。
牡蠣肉製剤をおススメしたり、鉄補給を、お願いしています。
その他のミネラルや、ビタミンが不足している場合も、あります。
牡蠣肉製剤は、あまり変化が期待できないものが、中にはありますので、注意ください。
牡蠣肉製剤が合う方は、貝類も合います。特に即効性を求めたい方は、アワビ、バイ貝が、おススメです。牡蠣、はまぐり、しじみ、アサリ、ホタテなど、他に手に入る貝類でも構いません。
3、食後眠いなら、「脾虚」
食後に眠くて眠くて・・・という場合は、漢方でいう、「脾虚」です。
脾虚は、食べたものをうまく消化吸収し、体に分配するための臓器。ここがうまく働かないと、食後、血液が消化器に回った時に、眠くなります。
できれば、少し横になったり、休憩いただくと良いです。
脾虚を補うのは、穀類です。とうもろこし、イモ、豆、お米が良いです。
パン、パスタなどの麺類は、小麦グルテンの問題もあり、脾虚を補う穀類としてはおススメはしていません。小麦アレルギーでなければ、多少とっても良いとは思いますが、日本人に本来あっているのは、お米だと思います。
漢方薬なら、生脈散の証が、当店の場合は、今の時期の、脾虚の疲れに多いです。
これから夏本番になると、清暑益気湯、補中益気湯タイプも増えてくるかもしれません。
その他、夏の疲れに、人参が入った漢方薬、牛黄入りの漢方薬も有効です。
ちなみに、私が先日から飲み始めた、夏に対応する漢方薬は、風参、牡蠣肉製剤は、ヴァイタルゲンです。
毎年、夏バテになってから、風参をのみはじめるので、今年は早めに飲み始めました。
漢方薬を使えば、季節の変わり目、梅雨の不調を、快適に乗り切ることができます。
あなたの症状に合わせ、今、必要なモノを提案いたしますよ。
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