大谷由里子さんから学んだ「元気」ってどんな状態？

●大谷由里子さんから学んだ「元気」ってどんな状態？

こんにちは。飯田千香子です。

先日、あわら温泉で開催された、大谷由里子さんの講演会へ行ってきました。



大谷さんは、吉本興業で、横山やすしさんのマネージャーをなさっていた方です。

阪神大震災を経験してから「心を元気に」という志のもと、活動をなさっていらっしゃいます。

講師を育成する塾や、地域活性化の取り組みにも参加されていらっしゃいます。

講演では元気とはどんなものか、自らの経験も入れて伝えて下さいました。

ここでは大谷さんの、５分ネタと思われる、「元気」に関する部分を２つ紹介します。

①大谷さんが考える、元気とは、「Want」と「How」がある状態のこと。

「Want」、つまり、やりたいことがある。これが元気の源になります。

どんな人生を、歩みたい？
どんな番組を、作りたい？
何したい？

吉本では「売れたい」と思っている人しか、売れないそうです。

幸せになりたいと思う人しか、幸せになれんということです。

本気でやりたいことがあって、初めて人は、「どうやって」「How」を考えます。

「Want」が「Must」になってしまった時に、心の元気がなくなってしまうそうです。

「Must」になると、余裕がなくなります。自分のわからんところを認めたくない、なんでわかってくれないの？になっちゃう。

あ～～まったその通りと思いません？

昔は「やりたいこと」語っている人が、多くいらしたように思います。今は「やりたいこと」がない人が多い。

つまり、元気がない人が多い。

やりたいことを否定され続けると、何したいか、わからなくなってしまいます。それが今の社会、若者かもしれません。

②「Coach」と「Teach」の違いは？

コーチって、「教える」って思っちゃうでしょ？

コーチっていうのは、相手に答えを考えさせて、考えて、行動を起こしてもらうことなんですって。

自分で考えて、行動を起こせるようにするのために必要なものは、何でしょうか？

・認めて
・引き出して
・応援する

吉本は中卒や高卒、家出してきたような子ばかりです。そんな子供たちを、認めて、引き出して、応援する、こればっかりだったそうです。

あなたが、人を応援して、認められるようになるには、あなたが満たされていないとできない。

と、吉本の上司から（だったかしら？）言われたそうです。

他にも良い話が、いっぱい、いっぱい、い～っぱいありました。

上記の、２つのネタだけでも、良い話でしょう。

私の仕事を振り返ってみると、私も「元気」を作る仕事です。

「志」は、大谷さんと似たようなものですね。

大谷さんは「心を元気に」、私は「人を元気に、カラダを元気に」でしょうか。



体を元気にする、一つの手段が、漢方に過ぎません。体を元気にする方法は、いくらでもあります。

漢方を、一生懸命勉強していると、「人を元気にする」という「志」の枝葉でしかない漢方ばかりに、目が行ってしまいます。

自分の「志」を見直す講演会でもありました。

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