こんにちは。飯田千香子です。
昨年、ミネラル不足の講座を開催させていただいたり、ミネラル不足についての記事をいろいろと読むようになり、発達障害との関係についても考えるようになりました。
中戸川貢先生や、国光美佳先生は、発達障害のお子さんが煮干しなどが入ったダシや、ミネラルが多い食品などでミネラルを摂るようになり、気持が安定した事例を話されていらっしゃいました。
誤解しないでいただきたいのは、全ての発達障害の方がミネラルを補えば治るという説明は決してなさっていらっしゃいません。
あくまで、ミネラルを摂ることで状態が変わった例もあるという紹介をされていらっしゃるだけです。
「発達障害」と一言で言っても、症状はいろいろです。
自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症（学習障害）など、いろいろな状況があります。
この中でも特に多動で、今、ミネラルが十分に摂れていない方は、ミネラルを多く摂ることで何らかの変化が期待できるかもしれないと、調べてみて思いました。
発達障害の方はこだわりが強い方が多く、食へのこだわりもかなりのものです。
ミネラルを摂るようになることで、このこだわりが少し楽になる方がいらっしゃるのではないかと思いました。
私はパニック障害の相談は多く受けていますが、発達障害についての経験はないので、あくまで調べた話、聞いた話に留まってしまうのですが、
脳の神経伝達にはミネラルが関わっていることは明らかな事実。
私はちょっと変わったお子さんをすぐ「発達障害」としてしまう今の風潮も問題かと思います。
本当は発達障害でも何でもない、単なるミネラル不足で不安定だったり、おかしな行動がある方が、発達障害だと診断されている方もいらっしゃるのではないか思います。
ミネラル不足が原因の言動が、「発達障害」と誤った診断をされてしまった方が、ミネラルを補給し、状態が改善されるのなら納得できますし、当然の結果でもあるでしょう。
何かにこだわるって、本当はすごくステキなことです。
芸術家、職人さん、文化を作ってきた方は、「こだわり」があり、極めた方です。歴史を作ってきたのは発達障害の方と言っても過言はないと思っています。
でも、本人さんは生きにくさを抱えている。歴史を作ってきたと言われても全然嬉しくはありませんよね。
発達障害は個人の「個性」が強く出てしまいすぎた状態ではないかと考えています。
個性が強すぎると、社会で集団生活をしていくのが難しくなります。
食事は体を作ります。その食事にもこだわりが強く出すぎて、一般人とかけ離れた食事をなさっている場合、性格や行動も一般人とは違ってしまうと考えてみると、納得できるのではないでしょうか。
歴史を振り返ってみたり、オリンピックのメダリストなどを見ても、「天才」や「超人」と言われる人は、一般人とは違った変わった食事を好んでいることが多々あります。
健康になるための食と、天才を育てる食は違うのではないかと思います。（ただし、天才が幸せであるとは言えませんが）
こだわりが強く、煮干しなどの天然素材を受け付けない場合は、国光先生は無添加白だしをすすめていらっしゃいました。
レシピは国光先生の本なども参考にしてみてくださいね。
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