田崎真也ワインサロンの講師やスタッフがワインやチーズ楽しむ日常をご紹介します。
あけましておめでとうございます。2013年。
みなさま、あけましておめでとうございます。
元場です。
本年もワインサロンがみなさまにとって素敵な空間になるよう努力してまいります。
どうぞよろしくおねがいいたします。
最近はサロンのFacebookばっかりかまってましたが、
昨年の8月以来のブログ、はりきって書きたいと思います!
さて、毎年お正月は静岡・浜松の実家で過ごすのが元場家のならわしなのですが、
今年は都合により帰省しませんでしたー。
と、いうことで、恒例(?)の
『元場信雄(父)によるシャンパーニュ・テイスティングコメント』
のコーナーは、今年はありません。
毎年楽しみにしてくださっている方(そんな人いないか?)、申し訳ございません。
ですが毎年正月はシャンパーニュでスタート!ということで、
今年はコレです。
ラフィットやムートンの「ロスチャイルド家」によるシャンパーニュです。
急遽自宅で正月になりましたので、高円寺のイオンリカーさんで購入。
(イオンリカーさんオリジナルの\3980のロゼシャンパーニュも気になったのですが。)
ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド(=ラフィット)
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド(=ムートン)
バロン・エドモン・ロスチャイルド
の三大ロスチャイルド家が仲良く手を組んで造ったものだそうです。
ロスチャイルド家のモットーは
調和、誠実、勤勉、だそうで、
それらしい優等生的な味わいの正統派シャンパーニュって感じでした。
なんじゃこりゃ?っていう破天荒な味わいのワインも好きですが、
こういう優等生も捨てがたい魅力がありますね。
「調和、誠実、勤勉」。
う~~ん。
自分に欠けているような。
今年はもっと調和のとれた、誠実で、勤勉な人間になれるようがんばります。
しかし、正月を自宅というのも非常に久しぶりでして、
良くも悪くものんびりのんびりした普通の正月でした。
あんまりのんびりしすぎるのもなぁと、
突然行ってきました!
初スカイツリー(いまさら?)
とツッコミ入れたくなるぐらい高いですね。
みんなに登ったの?と聞かれるので、クイズ形式で。
問題です。僕はスカイツリーに行って何したでしょうか?
①あまりにも混んでいて並ぶのがイヤだったので登らなかった。
②高いところは苦手なので登らなかった。
③上にいるときに地震が来たら怖いので登らなかった。
さて、どれでしょう?(ま、結局登ってないんですけどね)
答え。①と②と③
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ボルドーボルドー、またボルドー
こんにちは。
元場です。
ワタクシ、このたび、
『2012年バリューボルドー』の
テイスターをつとめさせていただくことになりました~~!
ありがとうございます。
さて、みなさま『バリューボルドー』ってご存知ですか?
バリューボルドーとは、日本に輸入されているボルドーワインの内、
\1000~\3500までのもので、10名のテイスターが採点し選ばれた100本の
まさに『バリュー』な、お手頃価格だけどおいしいよっていうボルドーワインたちなのです。
ボルドーって高級ワインのイメージが強いですが、
カジュアルワインも素晴らしいものが多いのです。
もちろん高級ワインも素晴らしいですけど、カジュアルワインの水準も高い。
これはボルドーの非常に優れているところであり、
もっと評価されるべきというか、もっと話題になるべきことだと思います。
「オレ、ワインくわしいんだぜぇ~。五大シャトーはさぁ~。カルベネがたまんないぜぇ~」って言う方も、
ぜひ知っておいてほしいし、飲んでいただきたいなと。
僕は2010年にもテイスターとして参加させていただいたのですが、
今回は2回目。
しかしこのテイスティングがこれまた超超超スゴイ!!!
100本を選ぶということですが、
そのために約550本ぐらいのボルドーワインを飲むんです!
これを二日で!!!
初日約300。
二日目約250。
わ~~~~い。
やった~~~。おいしい~~~~。
・・・とはならない!(笑)
それはそれはもちろんとてもとても大変。
口の中真っ黒。
口の中ヒリヒリ(酸やタンニンで)。
でも、こういう経験はなかなか無いですから、非常にありがたく、
集中してテイスティングしまくりました。
こんな雰囲気①
こんな雰囲気②
こんな雰囲気③
よくみなさまから、
「そんなにいろいろ飲んでホントにわかるんですか?」
という質問されますが、
もちろん、
「わかります!!!」
(ここで「わかりません」って言ったらテイスター失格でしょ?笑)
というか、ホントに違いが分かるもので、
「おぉ!?これはイイ!!」とか、、
「かなりメルロっぽい特徴が出てるな」とか、
「おっ、個性的だな」とか、
「これはかなり現代的なクリーンなタイプだな」とか、
「こちらはわりとクラシカルなボルドースタイルだ」とか、
なんともまあいろいろあるわけですね。
つくづくボルドーの世界の奥深さ、面白さを痛感させていただきました。
なにが選ばれるかは僕たちテイスターもわかりません。
発表を楽しみに待ちたいな~と思ってます。
みなさんもぜひどんなワインが選ばれてるか見てみてくださいね。
で、ぜひぜひ選ばれたワインなどボルドーのバリューワインたちもグビグビ飲んでみてください!
ワインとピルロに酔った日
こんにちは。
元場です。
お久しぶりです。
日々を書きつづる『ブログ』としてではなく、
忘れたころにやってくる『コラム』みたいな風物詩みたいな(?)ものになっちゃってますが、
これからもよろしくお願いします。
さて、ユーロ(サッカー欧州選手権)も終わりまして(←唐突)、
ひと段落。
元場の優勝予想はドイツ、2位がスペインと、
非常にベタな予想で、ソーテルヌが手についてベタベタしてるぐらいベタベタな予想をしていたのですが、
まぁ、みごと外れまして、優勝はスペインでしたね(笑)。
ちなみに今回のダークホースはクロアチアにちがいない!
と思ってたら、予選敗退。
ハズレついでにいい意味で期待を裏切ってくれたのが準優勝したイタリアでした。
なんだか見てて楽しかったですね~。
バロテッリは憎めない感じでおもしろかったし(でも道で会ったら怖い)、
カッサーノは大人になった気がするし(別に知り合いではないのでホントのトコはわからないですが)、
デロッシやブッフォンはさすがの存在感だったし。
でもやはり今回のユーロを盛り上げたのはピルロですかね。
個人的にはMVPは彼かなと。
(もちろんMVPのイニエスタは惚れ惚れするうまさでしたけど)
・・・っと、久しぶりにブログ書いていたのでまるで空気を読まないサッカーオタクネタ書き綴ってしまいました!
では、ここからは本業に戻りまして。
最近飲んだワインなんですが、(←唐突②)、
先週イタリアワインコースの最終回で、生徒さんのKさんが差し入れで持ってきてくださったのが、
コレ!!
↓
ガジャ!!
ではなく、『ガヤ』(またはガイヤ)
のバルバレスコ2004です。
みんなで飲んだのですが、
なんとまさにこのワインはイタリアのマエストロ、『ピルロ』!!
見た目(外観)は淡く、レンガ色がかった熟成を感じさせる色・・・
まさに『ピルロ!』
◆解説:ピルロはちょっと老け顔(失礼・笑)
(ちなみにネッビオーロは酸化熟成させるのが一般的)
香りはドライフルーツやドライフラワー、上質な紅茶の葉、非常に複雑・・・
まさに『ピルロ』!!
◆解説:ピルロのパスはとっても多彩で複雑。うっとり酔わせるパス。
味わいの口当たりは驚くほどしなやかでエレガント。
しかしネッビオーロらしく後半に力強い酸とキメは細かいが力強いタンニンが・・・
まさに『ピルロ』!!!
◆解説:しなやかでエレガントな身のこなし&ドリブル、そしてフリーキックでドン!!
エレガントさと力強さを兼ね備えた素晴らしいスタイル。
そういえば、バルバレスコはピエモンテ州のDOCG。
ピルロの所属チーム・ユベントスもピエモンテ州!(トリノ)
おぉ~~、いろいろつながるもんだ~と。
しみじみ感動。
なんとなくマニアックになってきたので、今日はこの辺で(笑)。
またいろいろ書きます!