ツイッター上での議論から・・・・・
私の場合、それはITジャナリスト、佐々木俊尚さんのツイッター上でのつぶやきからスタートしました。
「音楽のヒットチャートも新しい時代へ、ビルボードに代わるUltimate Chartが台頭か」の記事(メディアパブ)がベースになっています。
一部を引用すると・・・・・・
「ポピュラー音楽のヒットチャートには、今でもBillboard Hot 100などがよく使われているようだ。これまで音楽CDの販売枚数とかラジオのオンエア回数などを集計してランキングをつけたりしていた。でも、音楽市場はこの7年近くの間に大きく変わった。米国の場合でも、音楽CDの売上が激減し、それに代わってオンラインの音楽配信が主流になっている。また音楽配信が普及するのに伴い、アルバムからシングルへの購入シフトが加速したのも、この数年の変化でもある」
つまり楽曲や歌手の人気度を追跡するには、もうCDショップでの販売枚数を集計するだけでは時代遅れだということです。
Amazon、YouTube、iTunes、Last fm、My Space、Facebook、Yahoo・・・・・・・などのオンラインサイトでの情報も解析しなければ意味がない。
この記事はそう言い切っています。
ここからツイッター上での議論が展開していったのですが、ツイッターが面白いと思ったのは、この議論に一般人、レコード会社のスタッフ、ミュージシャンなど様々な人が参加したことです。
集約してしまえば、流通のチャネルやメディアが変わっても、音楽と消費者の関係は普遍的だということになります。
かつてソニーミュージックの社長だった丸山茂雄さんが創った「mf247」は、まさに音楽と消費者の関係が普遍であることをメジャーレーベル出身の丸山さんが証明する。
大いに期待しましたが、成功しませんでした。
2005年では早すぎました。
ソーシャルメディアが勢いを増しつつある今ならば、成功したに違いない。
mf247のサイト自体は2チャンネルのにしむらさんに売却され、今も存在はしていますが・・・・・・・・・・・・
丸山さんはその後癌に犯されましたが、父親が開発した丸山ワクチンを飲んで元気になられたと聞いています。
話を元に戻します。
例えば人気絶頂のLady Gagaの場合・・・・・・・
ツイッターで彼女をフォローしている人は全世界で500万人を超え、Facebookでのファン数は1,350万人、ユーチューブでの動画再生回数の合計が1億2,700万回を超えています。
ケタが違います。
例えばEminemの場合・・・・・・・
ツイッターで彼をフォローしている人は全世界で110万人を超え、Facebookでのファン数は807万人、ユーチューブでの動画再生回数の合計が1億3,900万回を超えています。
すごい数字ですよね。
ソーシャルメディアの勢いをそのまま表しています。
いま、広告業界では、このソーシャルメディアに集まる膨大なトラフィックをどう解析し、リアルタイムな情報として企業とのコミュニケーションに活用することを真剣に考えています。
グ-グルもAdwordsの次にと照準を定めているのは間違いないでしょう。
私の会社にも新しいマーケティングエンジンやソーシャルメディア・プレイヤーの売込みがあります。
真剣に考えています。
この分野で最初のシステムを開発したものが、創業者益を独り占めしかねないからです。
特定のポータルサイトや特定のプラットフォームを超え、インターネット上に配信されるコンテンツそのものへのAdwords的広告配信システムとでもいいましょうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
う~ん
うまく言えないのですが・・・・・・・・・・・
確実にあります!
でも、この世界は私より頭が良く、進んだ人たちばかりですから、
そんなことはとっくに考えているよ!
と
一笑にふされてしまうかもしれません