映画「チェ 28歳の革命」を観て | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

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音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

映画のタイトルとSEO


久しぶりに劇場で洋画を観ました。


話題の映画「チェ 28歳の革命」です。


第2部「チェ 39歳 別れの手紙」と合わせると4時間半を超える大作です。


監督スティーブン・ソダーバーグ、主演ベニトロ・デル・チオ。



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チェ・ゲバラが南米を放浪した後、妻と共に滞在したメキシコで知り合ったフィデル・カストロと共にキューバへ渡り、革命を成功させるまでの苦闘の道を描いた作品です。


年代で言うと1956年11月から1958年12月のサンタ・クララ制圧~ハバナへの行進までです。


1964年の国連総会でゲバラが行った有名な演説シーンを挿入しながらの展開ですが、映画というよりドキュメンタリーに限りなく近い方法で制作されています。


徹底した取材と緻密な演出。体重を25キロ落として撮影に臨んだベニトロ・デル・チオは完全にゲバラになりきっています。


映画の出来よりも、私は喘息に苦しむゲバラの姿が痛々しく、こんな健康状態で山中でのゲリラ戦に耐えられるのだろうか?もし発作が起きたら・・・・・・・自身喘息に苦しんだ経験があるだけに気になって仕方がありませんでした。


もうひとつ・・・・・・・・


この映画の公式サイトを探そうと検索窓に「チェ・ゲバラ 映画」と打ち込みました。


多分、最も多い検索ワードだと思います。


でも公式サイトが出てきません。


多分「チェ 28歳の革命」という映画タイトルのせいだと思います。


検索ワードに応じて、自社サイトがヤフーやグーグルの検索結果ページの上位にくるように構築する技術のことをSEOと言います。つまり検索エンジン最適化です。


その意味ではこの映画の公式サイトではSEO対策が全くなされていないということになります。


・・・・・・・・・なんてことが気になりました。


この映画は面白いとか楽しい作品ではありません。


キューバ革命の背景を知らないと分りにくい映画です。


そういうことを理解した上でなお観たいという意志を持った人が観るべき作品だと思います。


私は「チェ 39歳 別れの手紙」も観ようと思います。


余談ですが、ゲバラはキューバ革命が成功した翌年の1959年に来日しています。


しかし、当時の日本では殆ど話題にならなかったそうです。


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