● ターゲットを絞るのではなく、誰を幸せにしたいかを深く考えてみませんか?
おはようございます、名村剛一です。
「ターゲットを絞ると良いと言われたんです。」
この言葉、仕事柄、よくお聞きします。
僕がパーソナルサポートをさせていただく方には、「その言い方、やめませんか?」とお伝えします。
ターゲットって、これから出会うお客様を「ねぎをしょったカモ」のように扱っているように僕は思えるんです。
だから、書いている記事にも、心が伴いません。
今や、人の心を煽(あお)ったり、不安をかりたてるような営業手法が多い世の中です。
昨日のサポートミーティングでも、「誰を幸せにしたいですか?」とご質問させていただきました。
その方が、ムリにお客様を絞るのではなく、笑顔にしたいお客様像が浮かびやすいからです。
結果的には、相手が幸せになって、自分も幸せになるようなお仕事しか続かないように思います。
お客様のためと言いながら、自信のなさから、安い価格で提供しても、やがて、自分の心に不満が湧き出ます。
どうせなら、お互いがハッピーになれるお客様に出会えるようにしたいですよね。
「良いお客様に出会いたい!」と思うのは、贅沢なことではなく、自然なことです。
でも、そのためには、自分がお客様を「ターゲット」などと呼ぶことをやめることが大事だと思うんです。
自分の心って、どうしても、ブログに出ます。
うさんくさいブログの多くには、心のなさを感じます。
でも、うさんくさいブログの甘い言葉にひっかかってしまう人も、実際には多くいます。
それは、自分自身の欲が強まっていたり、不安が大きいと、こちらの心が雲って、うさんくさいブログに書かれていることを真に受けてしまうからだと思います。
僕のブログの読者の方は、心のこもったお仕事をしたい方だと思います。
マーケティング用語を使って、知ったかぶりでビジネスを語る人に、すごく違和感を感じる人も多いことでしょうね。
僕、その感覚、大事だと思うんです。
心のこもったお仕事を、価値のわかってくれる人に届けて、喜んでいただきたい。
そういう気持ちを持って、ブログを書くと、ちゃんと必要な人が向こうからやってきてくださいますよ。