旧大阪教育生命保険ビル(辰野金吾)
当事務所から南東へ徒歩5分。
昨日のクリスマスには、この結婚式場にもクリスマスの飾り付けが…。
「旧大阪教育生命保険ビル」
明治45年に『旧大阪教育生命保険ビル』として誕生。
赤煉瓦の外壁に白い石によってボーダーラインを描いたデザインは辰野式とも呼ばれる。
レンガはイギリスから輸入されたもので、過去幾多の戦火や震災にも耐え、 重大な欠損もなく明治時代後期の風格ある外観を維持する貴重な建物である。
http://operadomaine.com/history
「オペラ・ドメーヌ高麗橋トップ>ヒストリー」より引用。
この建物はちょうど100年前の1912年に誕生。
あの東京駅(1914年)や大阪市中央公会堂(1918年)より前に生まれた。
しかも設計者は、同じ辰野金吾氏。
(2011.9.26ブログ「大阪市中央公会堂
」 )
(2012.2.21ブログ「大阪市中央公会堂 ② 」)
(2012.11.15ブログ「大阪市中央公会堂 ③ ~ レッドブル・フライング・バッハ ~ 」)
(2012.12.26ブログ「OSAKA光のルネサンス2012 ~光絵本 Winter Gift from Emirates~ 」)
赤煉瓦の外壁に白い石によってボーダーラインを描いたデザインは辰野式とも呼ばれる。
http://operadomaine.com/history
「オペラ・ドメーヌ高麗橋トップ>ヒストリー」より引用。
よく見ると、確かに大阪市中央公会堂の下の部分にもボーダーラインが…。
東京駅も同じようだ。
辰野氏は、現代でいえば、
安藤忠雄のような超売れっ子建築家だったんですね。
現在は、内部がリノベーションされ、フレンチレストラン・ウェディング
「オペラ・ドメーヌ高麗橋」さんが営業されている。
ちなみに西隣の木造建物は、「吉兆本店」である。
洋館と木造、結婚式場と老舗料亭のコントラストが面白い。