アイランド | ひでの徒然『映画』日記

ひでの徒然『映画』日記

映画レビューを徒然なるままに書き綴ります。


アイランド


過去ログ:2006年2月9日(木)

監督:マイケル・ベイ

キャスト:

ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン

ジャイモン・フンスー、スティーヴ・ブシェミ、ショーン・ビーン、マイケル・クラーク・ダンカン


そう遠くはない近未来。世界は汚染されている中、安全な施設で唯一汚染されていない「アイランド」への移住を夢見る人類。その中の一人、リンカーンはその暮らしに疑問を感じていた。汚染されているはずの外界から虫が施設に迷い込んできたからだ。実は、安全な施設とは名ばかりで、その正体は違法なクローン工場であった。


そう、リンカーンはクローン人間だったのだ。


事実を知ったリンカーンは恋人のジョーダンを連れて逃亡を試みるのだが・・・。


Comment:

人間に作られたクローンは、悪の心を持たない純粋な心を持つ。その反面、製作者の人間達は冷酷非情であり、彼らを植物をみなしている。感情を持つクローン達を植物とみなし殺していくシーンは考えさせられるものがある。しかし、自分のクローンがもし目の前に現れて、「俺が本物だ。」と言われたらと思うとゾッとする・・・あなたは、本当にあなた本人ですか?


One More:

マイケル・ベイ監督の作品を観るのは「アルマゲドン」以来かなぁ。


この作品も同様、莫大なコストを投じているのではないでしょうか。カーチェイスのシーンは観ている私のほうが痛くなってきました。


ユアン・マクレガーは結構大作に出演していますが、なぜか印象に残らない不思議な俳優です。演じている人物になりきるために、ユアン・マクレガー自身の個性を消しているのでしょうか。だとしたら、すごい俳優ですね。


どんな役を演じても、自身の個性が出てしまっている俳優より俳優らしいなぁと思います。


でもまぁ、個人的には、スカーレット・ヨハンソンの吸い込まれそうな青い瞳の方が印象に残ってしまいましたが・・・(*^_^*)



追記:

製作:2005年、アメリカ



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