過去ログ:2006年5月20日(土)
監督:ダグ・リーマン
キャスト:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
5~6年前、運命的な出会いでジョンとジェーンは結婚した。そして、現在。2人はすれ違いの生活のまま倦怠期となり、セラピーを受ける。そこで、セラピストから原因は隠し事があるからなのでは?と問いただされる・・・。「隠し事なんて1つや2つあるものよ。」とジェーンは言うが、その隠し事が2人にとって半端ではなかった。
なんと2人は別々の組織に所属する殺し屋で、お互い素性を隠しながら生活していたのだ!
そして、ある事件をきっかけに2人はお互いを標的として殺し合うことになる・・・今ここに、史上最悪の夫婦ゲンカが始まる!
Comment:
美男美女の夢の共演によるハチャメチャなコメディ・・・というより、ラブストーリー・・・いやいや、アクション?それとも・・・う~ん、もしかしてこの作品って内容がナイヨウ・・・寒っ。
One More:
※今回は辛口批評です。
う~ん、久々ハズレを引いてしまったような感じです。
コメディ、ラブストーリー、アクションとあまりに欲張りすぎてどれも中途半端な感じがしました。
まず、前置きがあまりに長過ぎ。観る前から2人は夫婦、それも殺し屋で対決するという設定を予告で公開しているのに、2人が対決するまで、まぁ長いこと長いこと。やっと対決シーンになって、「待ってました!」とワクワクドキドキしたのは良かったのですが、それ以降、またトーンダウン。見せ場は2人の対決シーンのみでしたね。
コメディと言っても、笑えたのはアンジェリーナ・ジョリーの武器の隠し場所くらい。台所はやはり主婦の城ってことですかね。
あとは、あれだけ銃声を浴びても顔や足、腕には当たらず、防弾チョッキのところだけに当たるという、「ハリウッド的」離れ技で敵をバッサバッサと倒していきます。組織のボスとの絡みはまったくなし。最強の敵がいないアクションっていったい・・・。
夫婦が隠し事をしていることからハチャメチャな展開へと流れて最後は派手なアクションへという作品を観たいなら、アーノルド・シュワルツェネッガーとジェイミー・リー・カーティスの「トゥルー・ライズ」の方がお奨めです。
この作品は、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーのファン、そして、この2人のための映画・・・ただそれだけ。
追記:
製作:2005年、アメリカ