過去ログ:2006年4月10日(月)
監督:ウッディ・アレン
キャスト:ウッディ・アレン、ヘレン・ハント、シャーリーズ・セロン、ダン・エイクロイド
損害保険会社の営業マンCW.ブリッグスは、社内のシステム化を図るフィッツと会うたびに口論ばかりしていた。ある日、2人も出席したパーティに催眠術師ジェイド・スコルピオンが登場。2人は催眠術をかけられてしまい、公衆の面前で愛を語り合うのであった。
その後、会社の顧客の豪邸から宝石が次々と盗まれる事件が発生する。犯人は何とブリッグスだというのだ。完全に否定するブリッグス。はたしてその真相は?そして、ブリッグスとフィッツの関係はどうなるのか?
Comment:
ブリッグスのマシンガン口撃は天下一品である。負けじとフィッツも皮肉たっぷりと反撃する。犬猿の仲の2人であるが、その会話はテンポ良くかつコミカルである。
また催眠術で性格が変わってしまう2人。しかし、その姿は「本当の自分」を表現しているのだという。2人は本当の気持ちを表に出せない似た者同士なのかもしれない。
One More:
ウッディ・アレンの作品はシュールっぽいイメージがあったので今まで敬遠してきましたが、意外と面白かったです。ただ、彼の演技がわざとらしい感じ(いわゆる大根?)がしたのですが、それが彼の味?なのでしょうか。1本観ただけでは、まだわかりませんけどね。
ただ、ラストで「えぇ~これで終わりはないんじゃない?」と思ったのですが、「おっ!やるじゃん!ウッディ・アレン。」と見直したのでありました。
笑顔が素敵なヘレン・ハントですが、この作品では怒ってばかり。ラストでようやく彼女らしい笑顔を見ることができました。
シャーリーズ・セロンもちょい役で出演。彼女のセクシービームが炸裂しています。
それにしてもウッディ・アレンの廻りには、なぜか美女が多いですね。羨ましい限りです。
追記:
製作:2001年、アメリカ