アルビノ・アリゲーター | ひでの徒然『映画』日記

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映画レビューを徒然なるままに書き綴ります。


アルビノ・アリゲーター


過去ログ:2006年1月23日(月)

監督:ケヴィン・スペイシー

キャスト:

マット・ディロン、フェイ・ダナウェイ、ゲイリー・シニーズ、ウィリアム・フィクトナー、ヴィゴ・モーテンセン


ドヴァとマイロの兄弟とロウの3人は、強盗を企むが失敗してしまう。それとほぼ同時刻、武器商人を監視していた取締局は、武器商人が同乗していた車とドヴァ達の車を見間違い、ドヴァ達の車を追跡してしまう。ドヴァ達は自分たちが追われていると思い込み、古いビルの地下にあるバーに逃げ込む。そのバーには、マスター、雇われママ、中年の男性客、ビリヤードをしている若者、そして、そのバーには似つかわしくない謎の男の5人がいた。出入口は1ヶ所のみ。3人は5人を人質にし逃亡を企むが・・・。


Comment:

はじめは勘違いが勘違いを生むという小さなきっかけから次第に大きな事件へと・・・この展開がおもしろい。


また、ドヴァの心の葛藤がこの映画の見どころの1つである。

天使役の兄マイロと悪魔役のロウ・・・ドヴァの決断はいかに。


また、このバーから無事救出されるのはいったい誰・・・?ラストまで気を抜けない良質の映画である。


One More:

監督はケヴィン・スペイシー。彼の初監督作品です。

派手さがなかったためか、あまりヒットしませんでしたね。でも個人的には好きな作品です。


出口のない密室での俳優達の演技のぶつかり合いは一見の価値アリです。


マイロ役にはゲイリー・シニーズ。坊主頭がめずらしいです。あのソリコミは天然モノ・・・ではないですよね。


バーの雇われママ・ジャネット役にはフェイ・ダナウェイ。彼女の役にはある秘密があるのですが、その秘密が露呈する前と後の演技の切り替えはさすが大女優・・・見事です。


謎の男ギィ役にはヴィゴ・モーテンセン。まさか「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの勇者アラゴルンだったとは・・・演じる役の幅が広いなぁ。



追記:

製作:1996年、アメリカ



にひひにひひにひひかお