過去ログ:2006年4月24日(月)
監督:ジェイムズ・マクティーグ
キャスト:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング
第三次世界大戦後のイギリス。一見平和のように思える国民の暮らしは、常に盗聴、監視されるという政府による独裁主義国家と化していた。11月5日、美しい女性イヴィーは、夜間外出禁止令を破り、政府の手先に捕まりかけるが、そこに仮面を被った謎の男「V」が助けに入る。「V」はイヴィーを連れ、裁判所を爆破する。そして「V」は国民に「恐怖政治からの解放を望むのであれば、来年の11月5日、議事堂に集まるのだ!議事堂を爆破する!」と宣言する。イヴィーはこの日から「V」の協力者として政府に追われてしまう。
はたして、1年後に国民は集まるのか?イヴィーの運命は?そして「V」の正体は?
Comment:
いつも逃げてばかりのイヴィーの生活だったが、「V」と出会い、彼女の考え方も変化していく。彼女の中には反政府活動家の父と母の血が濃く受け継がれていたようだ。「V」の考え方は実に論理的でそして冷徹。しかし、イヴィーを立ち直られるためとはいえ、あの方法は酷すぎる・・・。彼の悲しみと比べたら取るに足らないことかもしれないが・・・。あと、政府のトップである議長の名前・・・少々、安直過ぎる気が・・・。
One More:
ナタリー・ポートマンが丸刈り&コスプレ姿と体当たり?演技を披露したこの作品。
彼女はもう「カワイイ」というより「キレイ」と言ったほうがいいかもしれません。
子役から着実に成長を遂げている数少ない女優さんですね。
「V」役のヒューゴ・ウィービングは、「マトリックス」でエージェント・スミス役を演じただけあって、アクションはさすがといったところ。しかし、一切、顔は拝めません。アクションができれば誰でも良かったかも・・・いや逆に、顔で表現できない分、難しい役立ったのかな?う~ん???
脚本と製作には「マトリックス」シリーズのアンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟が担当しています。彼らならではのアクションとCG、世界観が随所に散りばめられています。なるほどって感じです。
ストーリーは「マトリックス」より複雑ではないですが、派手さはないかも。でも、「生きる勇気」を与えてくれる力強い作品に仕上がっています。PG-12映画だけあって、途中、悲惨なシーンがありますが・・・^_^;
追記:
製作:2005年、イギリス/ドイツ
この作品は、去年、久々に映画館へ行って観ました。
チケット売り場のお姉ちゃんに「Vフォー・ヴェンデッタを・・・」と、舌を噛みそうなタイトルを少し緊張して言っていたのを覚えています。
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