過去ログ:2006年1月16日(月)
監督:ミシェル・ゴンドリー
キャスト:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルスティン・ダンスト
無口なジョエルは恋人のクレメンタインとバレンタイン直前に別れてしまう。数日後、ジョエルはよりを戻そうと彼女に会いに行くが、彼女はジョエルのことを一切忘れていた。そして、ジョエルの元に一通の手紙が届く。その手紙は、彼女が記憶除去手術でジョエルの記憶を消したことを告げるものであった。ショックを受けたジョエルは、自分も彼女が受けた記憶除去手術で彼女の記憶を消すことにしたのだが・・・。
Comment:
この映画は、ジョエルの記憶が消されていきながら話が進みます。以前レビューした「メメント」と同様、時系列がゴチャゴチャになり話がわかりづらくなるのですが、クレメンタインの髪の色で確認できそうである。記憶は消せても、愛情は・・・?切ない大人のラブ・ストーリーである。
One More:
はじめは、冴えない男が平凡で退屈な日々から抜け出すために、衝動的に仕事をサボり海へ行ったと思っていたのですが・・・なるほど。脚本がウマい!
はじめのシーンでジョエルが頭が痛い素振りをみせますが、それもストーリーの伏線のひとつですね。
この映画、2回観たほうがおもしろそうです。2005年アカデミー賞脚本賞を受賞したのも納得です。
ジム・キャリーはコメディ以外の作品でも素晴らしい演技をしますね。
ケイト・ウィンスレットも「タイタニック」でお嬢様イメージが付いてしまっていたのですが、これまた素晴らしい!
あと音楽もよかったですね。作品全体に温かみを与えた感じがします。エンドロールの曲もよかったな。
追記:
製作:2004年、アメリカ
ジム・キャリー主演の作品は、「ライアー ライアー」と「トゥルーマン・ショー」が今までのお奨め作品でしたが、「エターナル・サンシャイン」を観て完全に変わりましたね。この作品を観ると、今までの個性的な役を得意とするジム・キャリーのイメージが変わるんじゃないかなぁ。
ケイト・ウィンスレットやキルスティン・ダンストも異なる女性の心理をうまく演じていたと思います。
あと、チョイ役でイライジャ・ウッドも出演していましたね。
過去ログを読み返していくうちに、また観たくなってきてしまいました。
第77回アカデミー賞 脚本賞
![]()
![]()
![]()
![]()
