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DARPA

DARPA
アメリカの国家機関。ARPAの後身。

ARPA

ARPA
アメリカの国家機関。ARPA-NETの発祥地。ARPA-NETは、インターネット(Inter Net)の前身。ARPA-NETは、もともと軍事目的で造られた。ネットワーク全体のある場所が軍事攻撃等によって破壊されても、ネットワーク内の別の場所にデータが存在することによって、重要データの完全な損壊を防止する目的で造られた。

ESA

ESA
欧州宇宙機関。欧州における宇宙開発の先端技術が集まる、統合研究本部。それまでは(ESAが設立するまでは)、英仏独など欧州各国がばらばらに宇宙計画を進めていたが、ESAの設立によってその統一を見た。予算額は、米露に次ぐ規模。近年、中国が、(予算額で)猛追している。

CERN

CERN
欧州原子力機関。粒子加速器、陽子崩壊、量子コンピュータ、宇宙技術など、原子力・核エネルギーにとどまらず、その守備範囲は、広範な研究分野におよんでいる。

NARA

NARA
米航空宇宙情報集積収集管理局。北米航空宇宙情報集積収集管理局。アメリカの,
NASAに関する情報資料の集積管理センター。これまで謎の多かったアポロ11号(アポロ計画)に関する貴重情報が、近年おおやけのもとに開示されている。

NASA

米航空宇宙局。北米航空宇宙局。ノースアメリカスペースアソシエーション。アメリカの国営の宇宙機関。歴代のアポロ宇宙船、サターン5(サターンファイブ)、スペースシャトルなど。アポロ計画を主導。冷戦時代にソ連と宇宙開発競争を争った。近年、スペースシャトルは退役し、その役割を終え、スペースシャトルの運用計画は終了した。また近年、国家機関としての予算は削減され、事業の多くを民間の企業に委託する方向にシフトしつつある。

地獄の辞典 第十回

地獄の辞典 第十回

畜生道

シリーズ“地獄の辞典”の第十回。六道輪廻編に突入していますが。これまで、天道、人道、修羅道ときて、今回は、“畜生道”です。では、参りましょう。

畜生道。六道輪廻の世界の中で、修羅道のひとつ下に位置する階層。イメージ上の位置関係的には、海底に相当する。これは、本当に畜生道という世界が海底に存在するわけではなく、仏教宇宙観における、あくまでイメージ上のことである。畜生道とは、どういう世界か。

畜生道とは、ひとくちに言って動物の世界である。動物の世界、獣畜の世界である。本能や衝動が支配する世界。知性や理性や教養といったもののない世界。仏教の輪廻転生観では、理性的でない人物がここに往生するとされる。

畜生道は、六道輪廻の世界のうちで唯一、娑婆にいるわれわれ人間にも可視化できる世界である。見ることができ、触ることができる世界。いまも畜生道の住人たちは、文明圏と軒を接する山林や山野や森林に暮らしているのである。

畜生道とは、食うか食われるか、弱肉強食の世界である。そこに文化や芸術、文明というものは存在しない(と思う)。この道に往生しないためには、ひたすら修身するしかないだろう。理性や教養を理解することが、人の道、ひいては仏の道に通じるのである、だろう。

競馬を科学する 3

競馬を科学する 第三回

この「競馬を科学する」シリーズも今回で第三回にして最終回です。今回は、具体的な数字を見ていきたいと思います。それでは見ていきましょう。

着順    枠    馬番    馬名    性齢    負担
重量    騎手    タイム    着差    推定
上り    馬体重    調教師    単勝
人気
1    1    2    フラガラッハ    牡5    57.0        高倉稜    1:35.1         34.7    488    +4    松永幹夫    5
2    8    16    ショウリュウムーン    牝5    54.0        小牧太    1:35.3    1 1/2    35.6    470    -6    佐々木晶三    6
3    5    9    トライアンフマーチ    牡6    58.0        池添謙一    1:35.4    3/4    35.5    480    +8    角居勝彦    10
4    3    6    ミッキードリーム    牡5    57.0        和田竜二    1:35.4    アタマ    35.4    484    -4    音無秀孝    7
5    4    8    ゴールスキー    牡5    56.0        尾島徹    1:35.6    3/4    35.4    486    0    池江泰寿    9
6    7    13    エアラフォン    牡5    56.0        川須栄彦    1:35.7    1/2    35.3    472    -6    池江泰寿    3
7    8    15    ダノンヨーヨー    牡6    58.0        北村友一    1:35.8    1/2    35.6    522    +4    音無秀孝    1
8    2    4    ドリームカトラス    牡5    55.0        佐藤哲三    1:35.8    クビ    35.8    446    -2    佐々木晶三    15
9    2    3    マル外オセアニアボス    牡7    56.0        藤岡康太    1:35.8    ハナ    36.2    492    -4    矢作芳人    13
10    4    7    マイネルクラリティ    牡6    56.0        柴田大知    1:36.0    1    36.3    494    -4    宮本博    14
11    5    10    レッドデイヴィス    せん4    57.0        浜中俊    1:36.1    1/2    36.4    476    -8    音無秀孝    2
12    6    11    タマモナイスプレイ    牡7    55.0        武士沢友治    1:36.1    クビ    36.9    472    -8    南井克巳    16
13    3    5    チャームポット    牝6    53.0        幸英明    1:36.2    1/2    36.3    466    +8    南井克巳    12
14    7    14    エーシンリターンズ    牝5    54.0        松山弘平    1:36.6    2 1/2    36.9    474    +24    坂口正則    4
15    6    12    ダノンカモン    牡6    58.0        武豊    1:37.0    2 1/2    37.2    522    -2    池江泰寿    8
16    1    1    レッツゴーキリシマ    牡7    57.0        酒井学    1:37.1    1/2    38.0    492    +2    天間昭一    11

上記の表は、『近代競馬150周年記念 第60回 トヨタ賞中京記念』のものである。時期的には、「2012年7月22日(日) 2回中京8日」である。

WIN5④ 11R 近代競馬150周年記念 第60回 トヨタ賞中京記念(GIII)

過去何十年間にもおよぶ戦績データを集積し、勝ちパターンを見つけ出す。そして、必勝パターンを確立し、それに沿って、勝つ。これです。

AI新世 人工知能と人類の行方

AI新世 人工知能と人類の行方

小林亮太 篠本滋
[監修]甘利俊一

はじめに
人工知能(AI)の本。“はじめに”では、これまでのAI(人工知能)に関する経緯や出来事が述べられている。ディープブルー、パウル=クルッツェン等、そして、「構成」、編著者紹介。

農業とAI
農業に関する記述多し。農作業用のドローン。農作業用のロボット。上空から農薬散布を行うドローン。田植えロボット。稲刈りロボット。作地面積を計算するAI。いちご。

人工知能(というかコンピュータ)の黎明期
アラン=チューリング。フォン=ノイマン。チューリングマシン、ABCコンピュータ、コロッサス、ENIACの歴史。IBMの歴史。

人工知能の現在
レイ=カーツワイル。ジェフリー=ヒントン。ブレイクスルーは起きるか?新薬の開発等。

人工知能の未来
スカイネットの悪夢か?人類とAIの共存か?AGI(汎用人工知能)、ASI(人工超知性)等。

AIの顔認識
ようやく「猫」の顔を認識できるようになってきたAI。現在のAI=人間の顔なら百人くらいまでなら識別可能。

ゲーム
ディープブルー、アルファ碁、等。チェス、囲碁、将棋、ポーカー等、単純なゲームを得意とするAI。人間では、AIに対して、オセロゲームで歯が立たなくなったのが、何十年前の話である。

AIと脳
ひと昔前のAIでは、AIが、人間の脳と同じ思考様式で考えようとすると、CPUが焼け付くという問題があった。

問題
ディープフェイク。政治的な問題。ブルーカラー(およびホワイトカラー)の労働が奪われる可能性。うそ、誇張、詐欺的手法等のネット上での拡散。その他のいくつかの問題。

これからの展望
現在、主流となっているAIは、超優秀なものではなく、中堅どころのAIである。人間は、その中堅どころのAIと協働することによって、職を失うことなく、作業効率を上げることができる。これによって、人類の失職と作業効率の鈍化という、二大問題を解決することができるだろうと目されている。このようなワーキングスタイルが、今後、主流となり、現在、いわれているような、資本主義の停滞を打開することにつながるだろう。

おわりに
編著者らの簡単な来歴紹介、近況状況が語られている。編集者、訳者、グラフィックアーティストらへのねぎらいの言葉が述べられている。

競馬を科学する 2

競馬を科学する

競馬のファンダメンタル
競馬にも当然ファンダメンタルというものが存在する。それは、出走する馬のランク(クラス)、馬のコンディション、ジョッキー(騎手)の技量、厩舎の状態、天候、等である。これらを、集積し、分析することによって勝利率を高めることができるだろう。

競馬のテクニカル
ここでいう“テクニカル”とは、統計学的手法のことである。過去の出走馬の勝利データを洗い出し、勝ちにちかづけるためのものである。

出走馬四種

本命

対抗

穴馬

大穴

本命は強く、大穴は弱い。基本的にそういうことである(と思う)。なら、常に本命に賭けていればいいのか?しかし、それには、賭け金の倍率というものが存在するのである。大体、7対3くらいの割合で存在するであろう。ということは、つまり、いつも本命馬ばかりに賭けていては、あまり儲からないということである(と思う)。しかも、本命馬が百走すると仮定して百勝するとはかぎらない。時に、大穴の馬に大敗する場合もあるだろう。そうなったらオッズどころか大損である。時として負けてもいいが、トータルで勝っていなければ意味がないのである。では、どうすればいいのか?そのためには、上述のようなファンダメンタルやテクニカルといった手法を駆使することだろう。月並みなことをいうようだが、競馬に関する深甚な知恵や知識を身につけるというのが勝利への最短コースといえる、だろう。