ペリクル | fukudaのブログ

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徒然なるままに日々の出来事を綴っています

11日、日曜日は勉強会ダブルヘッダー。午前はカリオロジーについて、唾液に関してです。ペリクルについて掘り下げてきました。ペリクルとは日本語で獲得性被膜と訳されています。歯を丁寧に磨くと歯の表面が現れます。その後数秒でペリクルにより覆われてしまうのです。ペリクルは唾液由来の糖タンパクなのです。このペリクルにくっ付く特定の菌がいて、その菌にくっ付く特定の菌がいて、っていうふうにどんどん細菌がくっ付いて大きくなり、プラークを形成するわけなのです。その他プラークには歯質のカルシウムを容易に溶かしださない作用も担っているそうです。そのようなことをナノレベルで解析していきました。

午後は口臭に関する勉強会を行いました。硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドが3大原因のようです。歯周病のポケットや舌苔において硫化化合物の揮発ガスが発生するようです。口臭の測定器や、大きな病院では口臭外来っていうのもあるようです。現代社会ストレスや精神的なものも関連しています。こちらは来週の勉強会の予習でした。

 

 

最近、論文読みがたまっており、時間がなくて大変なのです。

    fukuda tomoki