今まで使っていたコンピューターが故障してしまい、
ANETAKA ではパソコンを新調しました。
かなりの痛手ではありますが、学生時代の新学期、真新しいノートの
1ページ目に書き込む様な、新鮮な気分です。
先日、BB DESIGN WORKS さんの工房へ行ってきました。
以前のブログでも少し触れましたが、ANETAKA では
ゆば料理店の照明プランのご依頼を頂き、
その大半のランプを BBDW さんが制作します。
今はその制作真っ最中。
店舗一軒分の照明なので、何十個ものランプを作ります。
猫の手を借りたいほどの忙しさなのだと思うのですが、
そんな中でも笑い声が飛び交い、和やかな雰囲気です。
ステンドグラスの工程はいくつもあります。
本当に手間と技術のいる作業です。
簡単に基本的な工程の説明をすると、
まずデザインを考える
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デザインを図面化する
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原図に番号をふり、型紙を切る
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型紙をガラスに貼り、ガラスを切る
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切ったガラスの切り口をルーターで削る
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切ったガラスをきれいに拭き、カッパーテープを巻く
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ハンダ付け
( ガラスとガラスを点付けして止め、次にその間をハンダしていく )
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水でガラスに付いた汚れを落とし磨く
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パティーナ仕上げ
最近のBBDW さんの作風は、小さなチップガラスを組み上げていくものも
多いので、ピースが多くなればなる程、その手間も技術も必要です。
この時もハンダ組みをしていく前の、ほんの1cm角よりも
小さいものもあるガラスが、山ほどありました。
ハンダ作業をしている所を『パシャッ』
写真に写っているガラスは、ランプの中に
組み込まれる家紋です。
只今ANETAKAにて開催中のガラス展に参加の
吹きガラス作家 planet glass 服部江美子さんの足元。
偶然遊びにいらして、下駄姿が素敵だったので『パシャッ』
とっても面白い人です。
そして作品も素敵。
ANETAKA では BB DESIGN WORKS さんの
ステンドグラス教室を計画中です。
開催場所は京都市内になります。
まだまだ計画中なので、詳細は決まっていませんが、
ご興味のある方は、是非ぜひ御連絡下さい。


