ブロックと向き合うには、自分への質問が欠かせません。
しかし、「私には質問力があまりなくて……
」という方も多いかと思いますので
質問力を磨く方法を考えてみたいと思います。
■そもそも「質問力」ってなんだろう?
質問する力がある人というのは、「突然、魔法のように質問がアタマの中に降ってくる
」という訳ではありません。
質問が出るには、出るだけの理由があります。
その理由の一つが、
「アタマを二つに割って考えている」というポイントです。
アタマを二つに割って、まったく反対の方向から、物事について考えてみる癖があるという事です。
ちょっと映像で考えてみますと、
例えば、自分のアタマの上に、天使
と 悪魔
がいて、それぞれが目の前の出来事に意見を言うイメージでしょうか。
天使の側は、とにかく何事も肯定するし、全てを信用して、良い方向の意見ばかりを言います。
悪魔の側は、とにかく疑ってかかりますし、否定、反論ばかり言います。
ブロックと向き合う時にも、自分の感情や考え方に対して、
アタマを二つに割って質問していくと、より上手く質問が出来るようになります。
例えば。
「自分はいつも他人との距離感を縮められない、怖い」というブロックがあった場合。
まず天使
側のアタマでは、「そうだよね、仕方ないよね、辛いよね。距離感を縮められないのはなぜだろう。何故苦しいだろう」
と質問します。
が、悪魔
の側のアタマでは「そもそも怖いと言ってるけれど、本当にそれは『怖い』なのか? そう言って、本当は見たくない何かを
避けてるだけじゃないのか? そもそも距離感を縮めたいと思っているのか? 時々、内心では
一人が気楽だと思ってるよね?」
と質問します。
完全に肯定する自分と、完全に否定しまくる自分。
この二人の口喧嘩を、意識的にアタマの中で起こしてやります。
この二人の口喧嘩の過程が、実は「質問力」そのものです。
喧嘩している時は、とにかく相手を打ち負かそうとしますから、
天使側も悪魔側も、相手の弱いところを探して、突き詰めてやろうとしています。
この「弱いところを探す」が、質問のアイデア
になり、「突き詰める」が、実際に浮かんでくる質問の言葉になります。
こうして、アタマを二つに割って、お互いの意見を否定して、言い訳して、違う意見を出している姿を
アタマの中で眺めていると、自分ひとりで考えている時には
まず浮かんでこない意見や考えが浮かんできます。
この全体の流れが、いわゆる「質問力」と言われるものですし、
ブロックなどの内面を見つめる時、とても大切になるアタマの使い方です。
ぜひ、アタマを二つに割る癖をつけてみてください。きっと今まで見えにくかったものが
スッキリ見えてくると思いますよ。
次は……
「質問力を磨く 2 」