この後を継いだのが、漢字や漢人のもとになった漢である。
漢は、途中途絶えたが、前漢後漢合わせて400年続いた。
項羽と劉邦のような豪傑時代である。
秦と漢の短い期間。
かの国がいわゆる漢人を中心に、一番輝いていた時期かも知れない。
あちらはもちろん、日本の義務教育でも教えないことがあるが後漢以降は、小国が群居。
だいたいが、多民族から支配されていた長い闇時代に入っていく。
中には、唐のように漢人国家と疑いもせず教えられる時代や、元、清など、漢人とは全く違う民族に支配されていた長い半奴隷生活の日々もあった。
この後は、ごく簡単にまとめていこうと思う。
あちらの国では、今でも漢人などという。
たぶん、自国民族(Y染色体ハプログループO)型が、国を支配していた栄光の時期だったことを暗黙の了解のもと、知っているからかも知れない。
これ以降は、明の一時期を除いて、複数部族集合体か、明らかにモンゴル民族や満州民族などの支配下で、奴隷的立場にあった。
朝鮮半島の国々は、その被支配国のまたまた被支配国だった。
だから、国名さえ許しがないと名乗れなかったし、間違っても『帝王』などとを作れなかった。
明治初期、大韓帝国と名乗れたのは、日本が清に勝ち、日本の庇護があったからだ。
今の大韓民国も、事実上交戦権やら休戦協定結権はなく、北朝鮮との休戦協定も、北朝鮮軍幹部とアメリカ軍幹部の間でなされたものだ。
だから、大韓民国の一部には『アメリカ軍は、帰れ!』とかいう輩がいるが、たぶん自国能力を過信しているか、何も知らない幼稚園児だろう。