【大陸の歴史 4】秦 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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やっと、秦の時代を迎える。

秦始皇帝の父は、弱小国の人質として不幸な人生を歩んでいた。
『奇貨』として不幸な王を支え、嫁まであてがった商人がいた。呂不韋である。
この嫁は、呂不韋の二号さんだった。

つまり、王の子は、実は呂不韋の子だったと言われている。

この子が、後の政、つまり始皇帝である。

始皇帝の評価は、二分する。

国を統一し、測定法なども統一したことだ。
一方で、焚書坑儒に見られるように冷血だとの評価もある。



統一と言っても、上の図にあるように、中部の東側と南部に至る街道沿いだけで、今中国と言っている地域の3割にも満たない。

が、かの国では極めてすごいことだった。

秦になって、やっと今の自称漢人の元が大量に出てくる(Y染色体ハプログループO2)。
一部は日本にも渡った。

自称漢人は、漢というより、秦時代から広まったのかも知れない。



徐福伝説もある。

案外、事実かも知れない。


武田信玄が死を秘すことをしたが、その原点が始皇帝の死去を隠した伝説によるかも知れない。