【爆買い】文革の影響 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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文革とは、わずか40年前まであった中国共産党が推し進めた政策だ。
かつて、友人であり日本でも中国でも接点のあった漢人は、みな経験済みであり、1日に1杯の米粒数個しか見えないお粥で生き抜いていた時代である。

この時代の悲惨さは、立派に国を建て直した人物を、まさに糞まみれで死なせるような事件で明らかなように、庶民の生活を重視し人気の出た政治家は、例え国家主席でもあちらでは神のような方の部下によって殺された。
首相の養女などの殺され方は悲惨を極めた。

さすが、憲法以上の存在がいまだにある国だ。


平等とは名ばかりの、日本人には想像さえできないような階級による差別社会、賄賂重視世界である。


そこから35年前、つまり文革が終わってすぐ日本にやってきた人がいた。

当時海外に出られた漢人はごくわずか。
当然、党幹部の子弟であり、優秀な共産党員だ。
ひとりは、テレビ朝日で現地バイトを勤めたりしている。
日本では弁当配達等をして、やっとその日暮らしをしていた連中も、母国では別人である。
レストランに行けば、店主が挨拶に出てくる。
彼らグループのリーダーは、映画でしか知らないような軍上司のような態度である。

彼らの一部の身元保証人となった親類は、当初かなり手こずった。
身元保証人として住居の世話もしてやったが、その方はよく外に出て身元保証人となった親類を非難・罵倒して周り、時々田舎の私の実家にもやってきた。

日本では考えられないが、自分が世話になっている相手も共産党に反する生活をしている相手に容赦はなかった。


その人は今は、外国籍を取り北米にすんでいるようだ。
ある意味頭がいい。

資本主義を批判しながら、実は資本主義、自由に行動できる国々の素晴らしさに気づいていたのだろう。



文革の話に戻ろう。

文革とは、それまであった価値観を破壊し、新しい文化を作ろうという動きだ。
当時文化人とされていた、歴史家、芸術家、文学家、あるいは麻薬と同じ扱いを受けた宗教家である仏教僧侶などが迫害され、粛清の名のもとに殺されていった。
寺院、仏像は徹底的に破壊焼却された。

だから、今の中国には古い文化財はほとんどない。
中国から共産党に追い出された中華民国、つまり台湾の方が古い文化財が残っていたりする。




小柄なゆえ殺戮を免れ地方労働に追いやられただけで命びろいしていたトウ小平が国のトップになり、日本などに残る文化財の多さと新幹線のような近代設備にうなったが、時既に遅し。
かろうじて破壊を免れた文化財の大半は、海外に渡っていた。



それから40年。
偽札も含めて、中国漢人には金あまりが増えてきた。

そこで目をつけたのが、失われた文化財の買い戻しである。

マスコミなどでは、賄賂用電化製品やオムツなどばかり話題にしているが、実は裏社会、いや、質屋で沸騰しているのが、これら失われた文化財である。

ものによっては、消しゴム程度の墨が数百万円で買われたりする。

仏像や書絵画などは、本物なら天文学的相場だ。


偽物が蔓延するがゆえに、本物を欲しがるのだろう。


兵馬ヨウが土中にあったことは幸いだった。



が、いまなおチベットやウイグルでは表に出てこない破壊が進んでいるだろう。

国連決議など、表向き、全く気にしない指導部がばかりである。
いや、そうした態度を見せないと命の危険性があるのだろう。

国が生まれて70年。
どんな計算をしたなら、2000年前から自国領土だったのやら。

だいたい、領土の考え方が、全く国際法から外れている。

分かっていても、それを口にすることはできないだろう。





★水原希子さんはノルウェーの森から注目していたが、韓国系アメリカ人ながらまずいことがバレてしまった。


日本では全く問題にはならない。


しかし、場所が場所、国が国である。

もう、あそこには入国できないだろう。


かなりのパッシングが出て、謝罪したようだ。

それなりの方向から、何らかの圧力でもかかったのだろうか。
まあ、彼女には共産国のきまりなど知らないだろうし、日本にいたら気にもしないだろうが。

しかし、若い時の私でさえしなかったことに、いいねをしてしまった。


日本では左翼とかリベラルとかいう方々が、毎日のようにやっているけどね。

あちらでやったら、明日から姿が見えなくなってもおかしくはない。



しかし、朝日新聞の病が顕著化した話だった。

同じことを桜井誠に対して行っている行為は、警察に押さえられる動画が残っていても素知らぬふりである。


相変わらず、自己中新聞だ。