【歳時】ロウバイ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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朝早く起きたので、軽く朝飯を摂って、やや遠くまで散歩に出かけた。

去年までなら歩きで十分だったが、いまやふらつくk体である。

だから、自転車でも危ない。ましてやかなりの風も吹いていた。



さて、今日はロウバイに絞った。

ロウバイと言っても、狼狽のことではなく蝋梅のことだ。

また、蝋梅と梅という漢字はあるが、梅の仲間でもない。

確かに日本でよく見るものは、正月ごろに花をつけ、梅の実に似たものはなるが、これは相当な毒で人間には食べられない。


日本でよく見るものは、ほとんどがソシンロウバイだ。

園芸店でも、ソシンロウバイをロウバイの名前で売っている。


が、ソシンロウバイとロウバイは、花は相当違う。


そんなロウバイの今を切り取ってみた。



ロウバイ。あまり見られない。ソシンロウバイより細身の実ができる。

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ソシンロウバイ

公園や個人宅にあるもの多くは、これである。


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クロロウバイ

かなり少ないが、公園などでたまに見る。




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ナツロウバイ

まだつぼみであり、花は梅雨前に咲く。

椿くらい大きな花で、日本にはまだほとんどない。

原産地の浙江あたりでは、絶滅危惧種となっている。


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その他、目に入ってきた比較的珍しいものを挙げてみよう。


カラタネオガタマ

オガタマノキと呼び人もいるが、オガタマノキとは姿かたちが大きく違う。

この状態でバナナ・パイナップル臭いがあたり一面を包む。
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ハンカチノキ

風で、多くの花びらが散ってしまっている。

最近、公園などでよく見るようになってきた。
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従来型のタンポポ

咲き終わってこの姿は珍しい。
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サルノコシカケに似た、シシタケにも似た不思議なキノコ
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強風を避けて、目の前にとまった蝶。

ツマグロヒョウモンのメスか?

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