【K国事件報道・感覚の違い】加湿器ほか | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

5年くらい前に死亡事故の原因とされた加湿器があった。

今年に入って、実は100名以上の死亡事故をおこしていたことが判明し、製造メーカーや販売側が謝罪をした。

普通ならそこで販売中止などをするだろう。


ところが、かの国では日本の連休前には販促イベントさえ開いていた。


これはあちらでは大ニュースであり、不買運動にもつながっている。

日本でも一部報道があったが、予想された一部マスコミはまったく触れていない。


かつて日本国内メーカーの商品で、子供が指を怪我したという事故があった。

知られている事故は1件だったが、一部マスコミは連日報道し、そのメーカーは全品回収と新製品との交換・謝罪文送付・クレーム対応に追われ、数年後にはなくなった。

億単位の費用が発生した事故だった。


日本でも長年燃費をごまかしていた車メーカーが話題になったばかりだが、さすがに100人を超える死亡事故を隠していることはないだろう。ましてや全国にそれが知られてからも販売促進イベントをするなど論外だ。


ごく最近、一部マスコミは特定人犯罪者の名前に関して、警察発表名を報道するようになってきている。


が、こうしたあちらメーカーの不具合などは報道しないようた。



そういえば、かの国の基幹産業である造船発注が、主要3社から全くないという話題もあり、その責任はなぜか日本のせいらしい。



へんな感覚である。



連日の地震報道、GWの混雑、有名人の結婚披露宴・・・・・・。


こうしたものも大切だろうが、命にかかわる、K国メーカー品に関しては報じない。



地震被災や保険関係の話題も重要だろう。


しかし、危ない加湿器の報道も大切だと思う。