現在世界中の宇宙物理研究者が、フランスースイス国境付近に集まっている。
ここは先日、光より早い素粒子を見つけた!という笑い話を発表したところだ。
結局は、装置の誤差などであったのだが。
この建物のすぐ脇は何度か通っている。
円周30kmくらいあるトンネルだが、外からは見えない。
ジュラを背に、いくつかの建物があるのが見えるだけだった。
今行っている世界最高レベルの実験は、陽子をぶつけて出てきたものの中から、第18番目の何かを見つけるという作業だ。
これは、私に言わせればむなしい。
理論上最後になるはずだったヒッグス粒子が見つかって、こうした話は終わるはずだった。
が、今の科学ではヒッグス粒子を入れても、まだ宇宙の6%程度のエネルギーにしかならない。
残りの94%は何なのだ?ということで、宇宙生まれた初期の何かを探すために、ビッグバン以前、いやひょっとしたらフラストレーション以前の世界にあった何かを、陽子を何兆回と衝突させ生成したものからそれを推定しようという実験だ。
この実験の前提として、そうしたものが、今の科学で確かめられるという考えがある。
が、素人爺に言わせれば、これはあまりに甘い。
宇宙の誕生を考えるときに、その大きさや時間を考える指標となっているものは、今の人間が測定できるとだいう考えがある。
しかしながら、いくら巨大な構造物であろうと、それをとらえられない事情はいくつかある。
例えば太陽の1兆倍の1兆倍ある構造物でも、また膨大な光を放つものでも、それを捉えられない場合は、いくつか考えられる。
また、そうした『もの』という感覚で考えてはいけない場合もある。
宇宙の誕生が0の大きさから突然生まれ今の大きさと時間を持つものになったなら、その前の状態(時間と言いたいが、たぶんそこには時間や空間が存在しない)の状態はマイナスから考えたりする必要がある。
あるいは愛、いや i の世界だ。
こうなると、人類の感覚や科学では太刀打ちできない。
それを人間が確かめようとするには無理がある。
つまり今行っている実験では、世界中の科学者がどんなに頭を並べても、NHKさんが言っていたように半年や1年では見つからない。
いや、今の科学力では、ほとんど永久に見つからない。
18番目の何かを探すのは、最初から基本的なところを再考する必要がある。
さあ、どうでっしゃろ。この実験はほとんど意味がない。
ここで再考して、高い実験費用と人件費を節約しましょう。
10億円の提案。
安い思いますがねえ。
★教の熊本付近
今日もまだまだすごい。
午前中だけで、有感地震20回程度ある。
ボランティアの人たちも偉いなあ。きちんと並んで待っている。
回jば泥棒もほとんどない様子。
これは世界に誇れる。
自衛隊さん、消防団の方々他も、お疲れ様です。