3時間くらい熟睡した。
だから、今はすこぶる体調が良い。
体調が良いので困ることもある。
はす向かいの青年は、プレド40mg/dと、私の2倍。
明け方には、不要な山脈に困ったらしい。
これは、私も予想していたが、独身の若者には酷である。
一方私は、時々イビキが高鳴る廊下を、夢遊病者歩きをしている。
こうしないと、私も犯罪者になってしまいそうだからた。
深夜放浪していると、看護婦さんから優しい言葉をかけられる。
おじいちゃん、お部屋どこ?
おしっこ?
何か探しもの。
で、こんな言葉が喉元まで出てくる。
腹へったー!
お嬢さん、食べていい?
病院では、何でも食べ物に関連してくる。
もっとも、かつての部下は本当に食べてしまったらしい!
うらやましかあ!