【発電物語】200年後 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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ジュネーブを降り立ち、フェルネイ・ボルテールから車で30分。

国道右手に、工場群の様なものが見えてくる。

それはこの施設の付属建物のようなもので、一番重要な施設は地下にあり見えない。

それは、1周27kmの円形トンネルのようなものだ。

とはいえ、トンネルの中を動いているのは電車や車ではない。


中には何もない。

いや、正確には13Tev(13兆エレクトロンボルト)の電流が流れている。


13Tevってどのくらい大きいの?ときかれても、私には例えられるものがない。


これは、未来の発電などを研究する施設でもある。


現在の核分裂型原発は、一度暴走すると人間の手には負えない。

班目何とか委委員長が言っていたように、『あんな怖いもの』的存在だ。


だからと言って、現在の原発を即廃止という考えにはほとんど賛成できない。

もんじゅは、即停止すべきだと思うが。


人権家がタイの農村に行き、人身売買はやめろ!と言って職業を奪い、一家を餓死に追いこむことにも似た理由でだ。


現在の原発は、確かに危険がある。

が、これを即廃止し、毒をまき散らす太●☆彡発電とかがクリーンエネルギーだとか冗談をまじめに話す方も、考え物だ。


●☆彡発電は、確かに発電するときはクリーンかもしれない。

しかし、そこに行きつくまでに、多くの毒物をまき散らしている。

●☆彡発電はクリーンだという方々は、自分ちのごみは隣家に捨てて、きれいな家だと自慢することと同じである。


しかしながら、日本ではその考え方が正しいらしい。



隣家が腐ったごみに埋もれて死者が出ても、自分ちがきれいなら、『地球にやさしい』ということらしい。

だいたい、日本の気候風土を考えると、太●☆彡発電は非効率でもある。


『地球にやさしい太●☆彡発電』


これを唱える人は、おそらく自分ちだけきれいならそれで満足なのだろう。




200年後。

今のような、幼稚で危険な核分裂利用の蒸気機関はなくなっている。

それに替わるのが、はじめに述べた核融合型発電機関だ。


そのころには、今行っている蒸気機関のような原始的モーターの必要もなくなっているだろう。


嘘だと思うなら、200年後に検証してみてください。




えっ?

無理だって。

そんなことはないでしょう。

韓国などは、戦前にタイムマシンを作って利用していたおばあちゃん方もいらしゃいます。


お隣さんから、タイムマインを借りればいいでしょう。