対数という言葉を覚えているだろうか。
ある数値を見るときに、2とあったら2倍のことでは無い。
10の2乗倍、つまり100倍という意味だ、
だから、10とあるのは10の10乗倍で100億倍ということになる。
さて、それをもとに下のグラフを見てほしい。
グラフの右側のほうは、20を超えている。
これは、100000000000000000000倍のことだから、1垓(ガイ)倍ということだ。
これが何を表しているか、予想できるだろうか。
実は、昨年の世界平和賞(ノーベル平和賞に対抗して作られたらしい、中国共産党の賞だったもの。今は別団体に委託か?)を受賞した国の大統領の統治する国での、物価インフレ率だ。
この世界では、%などというものは意味をなさない。
倍でさえ、1日単位でないと理解できない数値になる。
だいたい、年間インフレ2億%と言われたって、なにがなんだかさっぱりだ。
朝に50円で買った豆が、昼には100円になり、夕方には200円になっていた。
そんな感じだろうか。
ここの大統領は、イギリスから独立後クーデターかなんかで大統領になり、すでに30年間国を仕切っており、世界で最も独裁的であるともいわれたことがある。
多くの紛争の中で多くの他民族を殺し、反対派の多くを殺し差別している。
女性が、主食であるトウモロコシを買うことさえ許されない。
ドイツや日本にも、戦後大きなインフレやデノミがあった。
が、ここと比べたら、無いに等しい。
そんな国の大統領が、中国共産党にとっては好ましい人物らしい。
平和に貢献しているという。
この賞受賞後の今年、この国の通貨は人民元となるらしい。
偽札にインフレかあ・・・・・。
おっと、これは独り言。
。
日本は平和だなあ。
水を沸かすのに、古い紙幣を燃やさなくてもよい。
1枚のお札に、0が何個ついているのか数えなくてよい。
最近の最高紙幣は数百億Z・ドル。
しかし、最新の高額紙幣500000000000Zドルでも、1米ドルにさえならないだろう。
まあ、来年は1兆Zドル紙幣が出まわっていようが、たき火にしか役立たなくなる。
中国共産党が作った紙幣は、昨年1年間も文字の誤りに気づかれなかった。
気づいた今でも、誤った文字のまま流通しているだろう。
自称漢人の若い人たちには、漢字を知らない人が増えているのだろうな。
大体、かなり漢字を読めるような人はイ、ンテリとして殺されていしまっている。
広東あたりには、今でも漢字を読める人がたくさんいそうだが、今の中国共産党国家nエリートには、漢字を読めない人が増えているに違いない。
日本の学生運動でよく見た文字が、かなりみられる。
参考;Zドル=ジンバブエドル