これは昔から思ってきたことだ。
特に、東日本大地震津波の際には強く感じたことだ。
地震や津波など天災に限らず、大事故などの際にマスコミは、ヘリコプターを飛ばすのが当たり前になっている。
しかし、これはいただけない。
屋上にHelpと書いてあります。
なんぞという報道ならしなくていい。
自衛隊などの救助作業のじゃまになるだけだ。
このあたりは、日航ジャンボ機事故で問題になったのに、すっかり忘れてしまったようだ。
惨状を映しても仕方がない。
金の絡みから、どうしてもヘリコプターが必要なのかもしれないが、それだったら共同でヘリコプターを飛ばし、自衛隊の邪魔をする機を限りなく減らすべきだ。
マスコミは、ヘリコプターを飛ばすことが救助のじゃまだと知っているはず。
同時に、一種の特権階級気分も無くしてほしい。
東日本大地震の際にも、数少ないガソリンなどをめぐって横暴なことをしていませんかねえ。
こうしたことも気にかかる。
仲間を使いたい気持ちは分かるし、自分の考えに合致しない意見は報道したくない気持ちもわかる。
気持ちは分かるが、もし自分たちはジャーナリストだと思っているなら、あと少し何とか考えてほしいものだ。
ヘリコプターの件、ぜひ考えてほしい。
法整備ではなく、自主的に規制をしてほしいものだ。