再【小説・議員宿舎】看護婦ごっこ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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★これは、7月25日に書いた記事です。


偶然ですが、22日に少し似た事件があったようですね。



私も似たところにはお世話になったこともあり、えらそうなことは言えません。


が、場所と相手を選んでよ。




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これは小説です。

が、似たことはあったかもしれません。


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どういうことよ!

この泥棒猫!

あたしは、お京の横っ面を張った、



いいかい。

この世界のルールは知ってるよな。

勝手に他人の客を取るんじゃねえ。






警備員が来たが、あいつの名前とあたいの仕事を言ったら、黙って帰っていった。






あいつの部屋を開けた。

鍵はかかっていなかった。







なんだ、忘れ物でもしたか?


あいつは、ずり下がったパンツ姿のまま、背中を向けて言った。


お京と勘違いしてるようだ。










こらっ、カマカリじじい。

どういう了見なんだい。




お京とあたいが同じ店ってことぐらい知ってるよな。


こういうことって、やっちゃいけないんだぜ。





あいつはパンツ姿のまま土下座をした。






こやつ、すぐ土下座をする。


軽い奴。

あたしは、思いっきりヒールでギューギュー踏んづけてやった。




あいつは、苦しそうな中で、悦楽の境に入った目をしていた。

出っ歯の間から、よだれが流れている。



いいかい。

またおんなじこをとしたら、あたいがあんたに定期健診してる内容をばらしてやっからな。











看護婦業。


このお店で働いて3年が過ぎた。

そろそろお店を持ちたい。









しっかし、汚いジジイだぜ。





性奴隷がーーーー!とかテレビで言っているらしいが、やってることはなんなんだい。


あたいも性奴隷にされたーーーーって言って、お店の費用出してもらおうかな。











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その後、その特殊作業看護婦は、店から締め出された。


しかし、この特殊作業看護婦は泣き寝入りはしない。




経緯と過去のネタを、週刊誌に売った。






カマキリ男は出版差し止めを仮申請したが、拒否された。






十分な証拠が提示されたからである。




裁判も起こしたが、カマキリ男の敗訴が決まっている。





でも、ほとんどのマスコミはこれを隠したから、国民の多くは知らない。

ましてや、平成生まれの若者など知る由もない。










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人権が・・・・・・!

慰安婦が・・・・・・!

性奴隷にされ・・・・・・!








はあ?

笑わせんな。


自分はなにをやってましたかい。


それも国の公共の施設で。






単なる嘘つきだけじゃあない。

常識が、あまりに違い過ぎる。







口では素晴らしいこと言っていますがね。





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繰り返します。


これは一応、小説です。