【天災データ】9~10世紀の日本と中東から欧州の地震・噴火 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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昨日の四国内陸浅発地震の後に、9~10世紀はすさまじい時期だったねという話になった。

そこで、この時期における大きな地震と噴火の記録を調べてみた。


日本は非常に詳しい資料があるが、一部の被害甚大なもののみ掲載した。


また、当時は、南北アメリカ、アフリカ、北アジア、東南アジアなどは知られていないか記録が無いので、記録に残る良く知られているもののみ掲載です。


なお、下段にある白頭山に関しては、ここ数年山容の膨張や地震の増加が報告され、一部の学者は近々噴火する可能性が高いと言っています。

韓国の学者などは、2年以内の噴火さえ唱えています。


万が一この山が10世紀レベルの噴火をした場合には、東アジアだけではなく、全地球的な気象異常が見られることが予想され、その影響は地球温暖化などとはけた違いなものになることが確実です。


一部の学者は、この時期半島北部から満州にあった国が滅びたのは、この火山のせいだとも言っています。

ただし、これに関する記録は日本並びに大陸にはありますが、半島にはなく、推定の域を出ません。

数十キロ離れた中国側では、この火山灰堆積物が数メートル積もってもいます。


日本の北海道や東北でも、10cm単位の火山灰堆積物が発見されています。


この火山の10世紀における噴出量は、1990年から1995年にかけて島原雲仙岳が噴出した6年間総量の、300倍から500倍。

極東アジアは、昼から暗闇の中となり、真夏でも雪が降る可能性があります。