自国や自民族を愛する気持ちは大切だ。
ただし、そうした気持ちを政治目的で使ってはいけない場所・場合があると思う。
ましてや、自分が住んでいる国の最高の部類にあたる栄誉を与えられ、それを辞退したならさておき、しっかり受章していながら、その国を公的な場所で不特定多数に対して政治批判をすることは、仮に内容がエスプリ・ウィットの範疇に入ることでも、私は首を傾げてしまう。
また、現在社会において99%以上の国や地域、人が嫌悪対象としているものに似せ、一部特定国の一部精神、能力、知識、良識などに問題がある人々が軽蔑対象としている代表的姿で、その人が住んでいる国の政治家を小馬鹿にしたりするのも、私はいただけない。
紫綬褒章をいただいたならば、それらしい品格があって欲しかった。
それが無理なら、辞退するべきだと感じた。
長い歴史に泥を塗ったとも言えるだろう。
サザンの歌は好きである。
また、政府批判なども洒落っ気があって面白い。
ただし、場所をわきまえる配慮や良識は必要だろう。
商業主義を全面に出し、政治臭プンプンのワールドサッカーやオリンピックでさえ、表向きは政治的なプロパガンダは禁止されている。
その意味では、NHKなどは中国共産党放送に似たところもある。
ただし、これらも民団やら兵務庁がらみと考えれば、悲愴・悲哀・残酷感が漂う。
事実はどうなのか分からないが。