イースター島
今回は山とするには異論があるかもしれない。
しかし、大きな目で見ると、島自体を山とみなすことができる場所だ。
今はどうなのか知らないが、少し昔のギネスブックには、世界一孤独な島としてイースター島が載っている。
一番近い無人島まで450km。
なんと、有人島だと2000kmも離れている。
つまり、一番近くのお隣さんは、日本最北の北海道・稚内から、日本最西端の沖縄・与論島くらい離れている。
人間はすごい。
こんな離れた島にまで住んでいる。
さらに彼らは、2000km以上離れたチリにまで行っていたと推測できる証拠もある。
そのようなことから、このイースター島はかつてあったムー大陸の痕跡だといったSF小説もある。
この島は、島全体が火山である。
とにかく、島のあちこちに古い火山の噴火口やそこに水が溜まった池がある。
この火山の岩場から切り出して、有名なモアイ像を作っている。
この島は、かつては緑に覆われた島だったらしい。
が、人の欲と人口過剰が森を消してしまったらしく、現在は荒れ地が広がるだけの島となっている。
ここの歴史や文字をを調べるとなかなか面白いが、紙面が足りないので割愛する。
★データ
イースター島
太平洋・ポリネシアの最東端の火山島
最高峰はテレバカ山(標高507m) ラノ・ララク、ラノ・カオなど火山でてきている島。
ギネスブックでは、最も孤独な島
SF小説では、ムー大陸の一部
あるいは、宇宙人の基地(磁気異常と言われているが、単に火山島だからであり、それほど異常ではない)