去年から時々記事にしてきたが、いよいよ女王様の国が揺れ動く。
もともとかの島は、大きくは3つ、あと少し小さくは数ヶ国になるべき国だった。
だから、今回のスコットランドの独立の動きは、ある意味当然だろう。
だいたい、国歌の歌詞にスコットランドは敵だと明言している。
中華人民共和国国歌は漢人以外は敵だと解釈できるが、イギリス国歌のように明確に敵を名指しするあたりはなんとも凄まじい。
やはり、日本国歌は素晴らしい。
君が代を帝国なんとかのシンボルとか言う人たちは、おそらく日本語を理解できない方々なのだろう。
まあ、それはその人の能力だから仕方がない。しかし、日本語を理解できるのにその意味をねじ曲げてしまう輩は、痛い人たちに相違あるまい。
スコットランドが独立となると、アメリカ合衆国もさらに忙しくなる。
南スーダン、アフガニスタン、エジプト、リビア、イラク、シリア、パレスチナ、ウクライナ、アルゼンチン、ベネゼエラ、韓国……等々。
ずいぶんと、あちこち一緒に立ち回らなければならない。
合衆国もスコットランドまでは手が回らないし、手を出したくもないし、出してはいけないあたりだ。
さらに、もしスコットランドが勢いづけば、スペインも揺れ動く。
まずはビルバオあたりに煙が立つ。
かつ、常にくすぶっているアイルランドには火の手が上がりそうだ。
大きな動きにはならないだろうが、マレーシアやフィリピンでさえしばらく静かにしていたあたりにも軽い揺れがあり、場合によるとタイ・ハジャイにまで影響を及ぼすだろう。
このスコットランドの動きに対して、より敏感なのは中華人民共和国だろう。
必死で抑えつけている東トルキスタン、チベット、内モンゴル、黒龍江、香港、マカオあたりもうごめきだす。
四川や広東、安徽、山東、貴州、広西あたりだって
安心はできない。
これからの1ヶ月。
デング熱うんぬんの話どころではないはずだ。
我が国の未来にも影響する、スコットランド独立選挙。
もう、目の前に迫って来ている。
しかし日本のマスコミは、ウクライナとイラクあたりの話ばかり流し、スコットランドは義理で報道。
南スーダンやら韓国あたりの動きは、ほとんど伝えない可能性が高い。