素人考えでは、検証実験のおよその方向は1週間。おそくとも1ヶ月あれば、だいたいが見えてくるはず。
その1週間なり1ヶ月で、次の段階に進めるかどうかが、ぼんやりと見えてくる。
第1段階である、弱酸性溶液刺激による細胞の初期化が見られるのかどうか。
小保方氏の実験手順に従えば、また過去の発表に従えば、ここまではすぐにできるはず。 それが200回以上成功という話につながってくる。
ある細胞になんらかの刺激を与えて初期化が進むであろう実験は、けして小保方氏が初めて行ったものではなく、古くから試行されていた方法に違いあるまい。
今回の功績は、その条件を発見または発明し、高い確率で再現できるとしたことにある。
ところが、その第1段階さえクリアしたという話が、世界のどこからも聞こえてこない。
重要なことはその後からなのだが、出だしで躓いてしまっている。
つまり、まだスタート段階にさえ入れていない。
小保方氏手順なら1週間でできるはずの、前準備ができないのである。
5ヶ月も必要はあるまい。
まずは、前準備ができるのかどうか。
そういう話なのだ。
サーカスでライオンショウをするには、最低でもライオンがいなくてはならない。
ところが、子猫にどんな肉を与えても、ライオンにはならない。
だから、サーカスでライオンを調教することを考える前に、まずはライオンの存在が絶対条件となる。
小保方氏理論ならば、1週間で子猫をライオンの赤ちゃんに変えることができる。
これに約1週間。
大人のライオンになるのに、数ヶ月。
調教はそれからだ。
しかし、子猫がライオンの赤ちゃんにならなければ、大人ライオンの調教などできるはずがない。
ここ1週間は、まず子猫をライオンにする作業に注目しよう。
それができなかったなら、STAP細胞とは、途中で誰かが子猫とライオンの赤ちゃんを差し替えたことと同じことになる。
つまり、事前培養されていたES細胞あたりを混ぜ入れたインチキがあったと、ほぼ断定できることとなる。
子猫をライオンの赤ちゃんに変える手順発表をしてから、1年以上。
いまだに、小保方氏以外に成功した例はない。
とにかく、5ヶ月などは必要がない可能性が高い。
理研は、おそくとも1ヶ月以内に、子猫をライオンの赤ちゃんに変えることができたかどうかを発表すべきだ。
本来なら10日で可能なはずだが。
もし、その前準備ができなかったなら、小保方氏だけではなく、子猫とライオンの赤ちゃんをすり替えた人物あたりにも追及の手を伸ばすべきだろう。
しかしこれは、かなり難しそうだ。
いや、素人の私でさえ子猫・ライオンの赤ちゃんすり替えは予想できるのだから、プロは瞬時に気づいているだろう。
さらに理解できない、非常に大きな疑問もあるが。