散歩に出て何か違和感を覚えた。
そうだ。ノノヒロがないのである。ノノヒロとは野の蒜がなまった方言で、野蒜(ノビル)のことを言う。
変だと思っていたら、私よりは少しばかり年配の方が小さなシャベルを持ってごそごそやっている。
左手にはノノヒロがしっかり束ねられていた。
ほーと思った。ノノヒロはまさに自然食品そのものだが、今でも採る人がいたのだなあと、ある意味感心した。
さて、そんな田舎での食前食後のデザートたるフルーツを紹介しよう。
カジイチゴ
あっと、これは街路樹として植えられていたニワウメに似たもの
でも、今の子たちはどれ一つとっても食べないかな。