ただ、内容に多少疑問があり私なりに調べてみたので、記事にしておこう。
データはグレンデール市のホームページ、グレンデール市関連米国紙、並びにYouTube、Wikipediaなどである。
つまりこれは、私自身の体験を含まないインターネット上だけのデータである。全てが事実かどうかはわからない。
★人口と民族
193,652人(2013年1月1日)
2000年をピークに人口減少傾向にあったが、ここ2、3年は、増加に転じた。
南部に人が密集している。
日本では中都市レベルだが、米国ロサンゼルス郡内では3番目の大都市になる。
★構成民族
アルメニア人約28%(全米在住アルメニア人の約14%が、ここに集中)
アジア系のうち韓国系 約6%。
日系人はほとんどいない(0.1%未満)。
★政治
市長に特徴があり、任期ごとに持ち回りとなっていて、市長独自の権限はほとんどない。市長は儀礼的な色彩を帯びる。
市の行政はシティー・マネージャーと呼ばれる、議会などにより任命された一般市民が執行する。
つまり、政治的に最も力を持つものは、シティー・マネージャーである。
言葉は悪いが、市長はお飾りでしかない。
アルメニア系、韓国系コミュニティの力が強い。
日本では東大阪市と姉妹提携しているが、提携解消の話も出ている。
韓国とは2つの都市と姉妹提携という、1国複数姉妹都市提携をしている。
★その他報道
アルメニア人と韓国人は、過去の歴史を絡めて協力関係にあり、一部にはアルメニア人と韓国人の類似を特集した記事もある。
グレンデール選出議員は、米国のアルメニア人代表的な存在。
現グレンデール市長は慰安婦像反対だが、上で述べたような市政の仕組み、並びにコミュニティの力があり何もできないことを証言している。
また、像賛成に回った議員たちには、複数回の食事会などのお誘いがあったことも証言している。
なお、一部日本の新聞に、日系人も像撤去反対としているとの記事があるらしい。
ところが、この日本人というのが80才くらいの方で、日系4世らしい。
これは、誤解を生むだろう。
ひいお爺ちゃんからアメリカに住んでいる方を挙げて、日本人も撤去反対していると書くのは、実にあさましい。
まあ、そうしたことに恥ずかしさを感じない、捏造好きな一部新聞だから、当たり前と言えば当たり前だが。
