この日は、あの大地震以来初の珍しいことが起こった日だ。

それは何かというと、1月27日の24時間(前日を合わせると連続約30時間)の間に、日本列島付近では数十回の地震があったもののすべて小規模で、無感地震だったことだ。
つまり、人間が感じられる地震(=有感地震)が、日本列島付近では皆無だったのだ。
私の記憶では、一度似たようなことはあったが、まる1日日本列島付近の有感地震なしの日は、無かった気がする。
珍しいこともあるものだ。

ただし、東日本の沖合いから十勝、秋田、千葉、茨城、長野や和歌山を中心に、小さな地震は常時発生している。
