【瓜奈良】最終兵器が、最終兵器たる根拠 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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昼に書いた日本を攻撃する最終兵器たる風水には、こんな根拠があると隣国を代表するマスコミのひとつは述べている。その目を見張る根拠に、補足説明を加えて簡単にまとめてみよう。






シャンコンのA社はライバル会社B社のある方向に向かって、槍のような形のビルを建てた。
これは明らかに、B社に対する攻撃である。
B社はこの攻撃に対抗して、槍の力をそぐような形のビルを建設した。
これによりB社は多大なダメージを受けることなく、シャンコンで営業をしている。





★★感想★★

素晴らしい。
反論の余地のない、立派な根拠です。

あまりの素晴らしさに、私の能力では理解できません。

多分、ヒグス粒子を超えた重力場理論や、アインシュタインもまとめきれなかった大統一場理論あたりを理解する能力が必要と思われます。


そう言えば若い頃、南京路や淮海路あたりを、コンパス持って歩いたことがあります。

ずいぶん人が集まってしまい、最後には制服さんまで登場しました。


その調査レポートは、私なりに詳しく書きました。



が、それを見た当時の上司は、私の将来を考えてくれたのか、その場ですぐに破棄してくださいましたなあ。当時は腹が立ちましたが、今考えると本当に部下思いの上司でした。



なぜって、報告書最後に、私はこんな数行の文を書いて結論としたからです。





なお、これらの方角を論じることは科学的根拠がなく、全くと言ってよいほど無意味なことだと感じます。






★★参考

以前記事にしたと思いますが、風水の起源は大陸の町(異民族からの来襲に備えた、壁で覆われた砦)つくりにあると思っています。
いかに異民族の襲撃を跳ね返し、いざという場合には逃げ道を確保できるような地形選びと町造り。また、日照や砂塵など、健康を考えたものでもあったでしょう。

ですから、はるか昔に町を造る場合には、それなりに参考になったのでしょう。
日本の平安京も、風水の観点から見ると理想に近く、江戸の町もまた、深く風水の考えを取り入れたものに見えます。
現在日本で、気象など自然現象を扱う公的部署は気象庁ですが、これの前身は明治初期まであった陰陽寮でした。

ですから、私たちもまた、つい最近までは風水に左右されていたのです。

日本では曲がりなりにも、自分たちの手で今の科学中心の社会を築き上げました。

しかしながら、自ら七転八倒することなく、常に大樹の影で生きてきた場合には、こうした考えはなかなか根付かないでしょう。



そういう風に考えると、国を代表するようなマスコミが、真剣に風水で日本をやっつけろということを書く、日本ではマンガのような論説も分からないではありません。


世界の常識ではあり得ないロイズへの対応の件にしろ、いわゆる従軍慰安婦の捏造にしろ、こうした長い過去の歴史を考慮しないと、さっぱり理解できなくなります。


また、これは日本の多くのマスコミにも言えることかもしれません。


日本の多くのマスコミと、この隣国の生き方には非常に似たものを感じています。

それは自分の過去は捏造、変質させ、そのトリックが暴かれそうになると、新しい花火を次から次へと打ち上げ、過去の過失から目を反らせようとすることです。
また、時の権力になびきつつ、常に保身を計るところでしょうか。

かつ、とにかくどこかを戦わせて、煙のないところにガソリンをまき、マッチの火を近づけることでしょう。


最近の例では、『風立ちぬ』が平穏に隣国で封切られて、特に暴動がないのが面白くない様子。

よほど曲がって見えますが、その人たちにとっては、真っ直ぐな考えなのです。

11月には国際的評価が下されますが、すでにあちこちからボロが飛び出しています。


日本のマスコミは、その国やらそのまた近くの国とは情報の不平等取り決めがあるようで、日本ではほとんど報道できない致命的なこともあります。


常識ではありますが、情報を国内マスコミだけから得るのは、やはりたいへん危険だなあと日々感じるこの頃です。