ハンギョレ新聞が興味深い社説を書いている。
朴大統領のベトナム訪問に関してだ。
我々(韓国)は日本には被害是正を要求しながら、ベトナムには自分(韓国)が与えた加害には知らんぷりをしているのは矛盾であり、誰からも信頼は得られないだろうとし、ライタイハンに関わる過ちを臭わせる記事を書いている。
これはたいへん勇気のいることだ。
かつて、ベトナムでの韓国軍の事実を書いた新聞社が、数千人単位の人々に襲撃されたことがある。
また、資料に基づいた歴史を発表した学者が、暴漢に襲われたり、土下座させられたりもしている。
また、一部報道(元ニュースの確認はしていないが)では、日本による併合時代は良かったと話した95歳の老人が、若者に杖でメッタ打ちにされ殺されている。
また、これも伝聞レベルであり裏は取りようがないが、朴大統領の妹の話では、現在の朴大統領の父は親日派であり日本には感謝していたことなどが、その他のルートからも伝わってきている。
先にあげた資料に基づいた教科書という勇気あるものに続き、今回のハンギョレ新聞の社説は韓国にあって、非常に勇気あることだと思った。
これは韓国に限らないが、資料に基づいた客観的な事柄を言っても、あまり被害を受けることのない日本の素晴らしさに、改めて感謝し、日本に生まれて幸せだと思う。
同時に、捏造記事が大手を振っているのも、いささか情けないとは思っているが。