【読書感想文】教祖の文学―小林秀雄論― | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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この作品を高校生、いや、せめて大学生の時に読み、今と同じくらいの読み方ができたなら、たぶん私の人生は全く違うものになっていただろう。


が、それはあくまで結果論であり、あるいは全く変わらぬ人生だったかも知れない。


彼はこの作品を41歳の時に書いている。

私がそれに似た境地に達したのは、ごく最近のことだ。



しかし、生きているうちに美味い酒を飲めたのは、まだ幸せと考えるべきだろう。


安吾には、馬鹿な考え方をするやつだと笑われそうだが。