
とにかく、知らない人は少ないだろうと思われる歴史上の偉人(この言葉は嫌いだが、これら3人なら、まあいいか)たちが泊まったあのホテル。
つい先ほど、さる方のブログで、そこのディナーを見てしまった。
うーうっ!
最近わが家をレストランとして選んでいただいた権之介殿が、窓ガラスの外から台所を見つめる気持ちである。
さて、ちょうど昼飯どき。
では、私も対抗して……、となれるはずがない。
いささか込み入った事情により、内職の傘張りもないから、築地から採れたての魚を持ってくるように頼めなければ、カスピ海から金色の潰れたイクラみたい卵も空輸してももらえない。
せめて、イベリコ豚の端切れなりともエンデバーで送って欲しかったが、エンデバーは引退したから無理な注文。
どうも、葉っぱ道奥義『残飯術』を駆使するしかないようだ。
★この後には、多分一般料理にない記述内容が出てきます。ノーマル・コースをお選びになる方は、すぐに退去ください。
冷蔵庫には、半冷凍のニンニクの芽、鶏肉、不惑がらみのトマト、栽培えのきがあるのみ。
どうも気力減退につき、肉は権之介殿にまかせよう。
残った、ニンニクの芽、トマト、栽培えのきで、かの金谷ホテルに勝負を試みる。
えっ?
勝負にならない。
そんなことはわかっちょります。
へい。気持ちの上でんがな。
まずは、ニンニクの芽とえのきを油でさっと炒め、ここに不惑がらみトマトをぐちゃぐちゃにして入れまする。
ちいと塩なぞ入れて煮込む。
と、テーブルにヨーグルト発見。
息子が食べて置きっぱなしのやつだ。
かなり残っている。
で、無謀な考え。
これも入れたらどんな味かいな?
いやあ、思ったよりいい味というか、どこぞで食べた料理の味に似ています。
思ったよりはまともな味になりました。
ちなみに、これは一切合成着色料を使っておりません。
今日の1品。

しかし、金谷ホテルは一度泊まりたいな。
若い頃、ロビーうろちょろはしたことがあるが。
さて、ベトナムコーヒーでも入れるか。
いささか辛抱が必要だが。