こんなやつです。

昨日は変なエノコログサを見つけてしまいました。
それが、これ。

写真では分かりにくいかも知れませんが、穂が5つに分かれています。
私にとっては、初めて見る変異。
さて、次にこれは何か分かりますか。別に変異でもなんでもない、普通の芽ですが、戦前までなら当たり前でも、今の日本では少し珍しいかも知れません。

実はこれ、ボタンの芽です。
今の日本では、ボタンはほとんどの場合シャクヤクに接ぎ木した形で売っています。 昔は接ぎ木ができずに、ボタンはそれこそ高嶺の花。
今でも近くのお寺では、一部のボタンの実をならせて(一般には、ボタンは花が終わったらすぐ切り落としてしまう)います。

ボタンの実自体、やや珍しいかも知れません。
次は、以前も記事にしましたが、ネジバナの白花。
今日見たものは、先端にわずかにピンクが入り純白とは違いましたが、畑の土手で元気いっぱいのやつです。かつて見た白花は弱々しい感じを受けるものが大半でしたが、これはなかなかの強者。

最後は、偶然のなせる技。
落ちたナツツバキの花が、側溝にかぶせた鉄格子の枠に、きれいに並んでいました。
