
①オリ→俺の方言。最近の劇画などでも使用例がある。
②オリエンタルランド。オリエンタルは東方のという意味だろうが、オリはオスの変化音であり、このオス自体に東という意味がある。
(例)オース・トリア、オス・マン、オセ・アニア
③オリオン
ギリシャ神話の英雄だが、元ネタはエジプトである。オシリスはエジプトではペガサスだが、オリオンに影響を与えたか誤って伝わったか?
④オリハルコン
SFではアトランティス大陸にあったという燃料(ウランなど)。
元ネタは、プラトンの著作に出てくる空想の鉱石。
⑤オリジナル
最今は、同じようなヴィトンのバッグを持ち、フェラガモを履くのがオリジナリティだと、正反対の意味に変化しつつある。
⑥オリコン
あらかじめ織り込み済のコンペティション。
⑦オリンピア
ヌードになること。
⑧オリビエ・ハッセー
布施さんだかの、元奥さんだと思った。
⑨オリノコ
でかいネズミを食べる。
⑩オリンポス
過去の栄光。
⑪おりんさん
怒ると怖いぞ。
⑫オリバー
『猿の惑星』のモチーフ。
⑬オリッサ
20年後の、日本企業海外拠点のひとつ。
⑭オリエンテーション
分かっていても初めての顔で聞く話。
⑮オリエンテーリング
恥ずかしいがり屋のデートの口実。
さて、本論に入ろう。
ろうばい(蝋梅)は、日本でもかなり植えられてきた木だ。
梅の字は入るが、日本の梅とは全く別種(梅はバラ科、ロウバイはロウバイ科)だ。また、実には強い毒がある。
ロウバイの実は、花からは想像がつかないような、ユニークな形をしているものが多い。
では、比較的よく知られているロウバイから、花と実を比較していってみよう。
まずは、ソシンロウバイ。
公園などにも植えられており、ロウバイというと、このソシンロウバイを指すこともある。実際、園芸店ではソシンロウバイを『ロウバイ』として販売していたりするから、勘違いしている方もいるだろう。


ソシンロウバイ
ロウバイはこんな花と実だ。


ロウバイ
中央が赤い。
また、多少珍しいのが、クロバナロウバイ。


クロバナロウバイ
ソシンロウバイやロウバイは旧正月前後に開花するが、クロバナロウバイの咲くのは桜が終わり、実が色付く頃だ。
最後はかなり珍しいナツロウバイ。
名前通り初夏に開花する。ロウバイの仲間では最大の花(6~8cm)の花をつける。
日本では、少しずつ増やしているようだ。
原産地中国では、絶滅危惧種となっている。


ナツロウバイ
私はつい最近、初めて目にした。
ということで、
オリの狼狽老バイ菌ロン杯蝋梅図鑑でした。