妄想小説 ★線欠諸島 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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まずい。でかい花火が必要だ。

火星ロケットでも打ち上げたことにしますか?


いや、前回の女性飛行士の嘘がバレたから、二度同じ過ちはダメだ。

それに、小さすぎる。もっとでかいやつを上げないと、隠しおおせない。


うーん。困った。




○副○席 、東海自治区の岩から提案がありました。 線欠へ上陸してはどうかと。



うん?

そうか。その手があるか。

よし。

1000万▲用意してやれ。






おっかあ。

いい仕事が入った。

明日は早いからな。
夕方には帰ってくるからうまい飯作って待っててくれ。








えっ!
本当に海へ出るのかよ。おら、おっかあに夕飯の用意させてんのに。




とにかく、海へ入れ。登ったらボーナスをはずむ。

よし、1000▲上乗せだ!



▲産唐のかきまわしのプロが葉っぱをかける。

ここで陸に上がれば、999万▲が懐に入る。

手配した人夫たちへの銭は合わせて1万▲。

船主への支払いをしても、900万▲は手に入る。


しばらくは澳門で、しなりしなりの割れたアオザイ両手にカジノ三昧だ。