
私はそのまま派
『風の谷のナウシカ』は虫愛づる姫君の続編だそうな。
これはあるブロガーさんから教えてもらった。
虫愛づる姫君とはおよそ1000年前、平安時代にいた実に愛らしい少女のことだ。
これに関しては以前記事にしていた気がする。
眉をそらずにいるだけで変人だが、なんと歯は白いままという、当時では奇人に値する少女である。
当時の感覚では、黒い眉毛を剃らずに白い歯を見せながら笑うという、およそ化け物の類いである。
ただし、繰り返しになるがあくまでも当時の感覚だ。私などはむしろ、そっちのが好ましく、眉なしでニヤリとした口の間から黒い歯などがのぞいたらげんなりする。
ところで、なぜこの話の続編が『風の谷のナウシカ』になるのだろうか。
正直分からない。
分からないが、ありのままとか自然とかには関係するのだろうな、とは感じている。
ところで、私は風の谷のナウシカという映画は、コマーシャルに出てきた映像くらいしか知らない。
だから、内容について分からないのでWikipediaの力を借りた。
内容に関係するかどうか分からないが、Wikipediaのあらすじを読む限り、ずいぶんとトルコっぽいなと感じた。
この話を考えた頃には、宮崎氏の頭の中に、手をこまねいて同胞をむざむざと見殺しにしてしまいそうな日本に対し、身体をはって多くの日本人の命を救ってくれたトルコへの思いでもあったのだろうか。
私は今でも納得できないでいることがある。
ハイジャックし国家転覆を図った輩には、億単位のお土産をもたせる。
こうした場合には超法規的措置をとる。さらに、信じられぬことに、こうした輩を崇拝するテロリストと仲間か?と思われる輩が国の政治の中枢にいたりする。なおかつ、その強盗殺人犯に匹敵する輩を、もう一度温かく日本に呼び戻す。
一方、トルコが手をかさなかったなら何百かの民間人の命が消えてしまったであろう場合には、超法規的措置はとられない。
このあたりが、私にはまだまださっぱり理解できないのだ。
今の地震、原発で知らんぷりの先生方もよく理解できなかった。
が、納得はできないが、なんで東北を無視し続けるのかは、自分なりに理解だけはしつつある気がする。
ただし、大きな勘違いをしている可能性もある。
とにかくパンダ、竜宮だと考えると、分かりやすい。