
電話、コンピュータのない山奥にでも暮らしたい。
そんな中で気晴らしに始めたアメブロ。
ブログを始めて2、3ヶ月くらい経った頃だろうか。
ひょんなことから、あるブロガーさんとの珍道中、いや珍やりとりが始まった。
当時からお付き合いのあるブロガーさんならご存知であろう。
そう。あいつである。
いつの間にか私たちは、この擬似世界の中で、自他共に認める親子にまでなっていた。
彼女が芸能界に関わりがあるお嬢さんである噂はあった。また、確かに本人しか知らないであろう心境などが浮き出てくる場合もあった。
あいつがその方であったかはどうでもよい。
驚かされたのは、その豊富な知識、時に私よりも老獪な考え方、人生観であった。
この子が、今どこで何をしているかは知らない。
しかし、バーチャル世界での出会いにも拘らず、私の人生の中で大きな存在である人物だ。
万が一彼女が、彼女を装った誰かであるとしても。
また、一度もお会いしたことがないのに竹馬の友、あるいは精神的な友になれたと思っているブロガーさんがいる。 おそらくブログを始めていなかったなら、けして接点がなかったであろう方だ。
この方は、あいつのお母さんになっていた。
やはり、この方にとっても、あいつの存在は大きいだろう。
アメブロなど擬似世界では、いろいろな出会いがあることは分かってきたが、昨日、また嬉しい出会いがあった。
どうも女子高生らしいが、その知識、文才は、とても私などの及ぶものではない。
かつて塾講師をしていた時も、中3生徒に自分よりはるかに大きな器を見て驚いたことがあるが、今回はそれに勝る驚きである。
素晴らしい才能に出会える。
知らないことを知る。
そうした出会いに、私は幸せな気分を味わうことができる。
昨日また、そんな喜びがあった。
しかし、あいつはどうしているかなあ。
ったく、どうしようもない魔女だったが。
そんなお盆である。